こんにちは!
ユーハウス設計の新橋です。
今回は、雨水桝についてお伝えします。
住宅を建てて暮らしていく中で、様々な排水があります。
大きく2種類にわけると「雨水」と「汚水」になります。
「雨水」は屋根からの雨水が雨樋を通って地面まで降りてきたもの
「汚水」は生活する中で出てくる汚れた水
敷地内から出た排水を、
敷地外の水路や公共の設備へと排水する配管が必要です。
その配管を途中で方向転換をする為に必要になるのが
「雨水桝」と「汚水桝」になります。
雨水管が分岐する場所には
メンテナンス用のマンホール蓋が設置されます。
ただ、雨水をどのように処理するかは自治体によってルールが
違う場合が多いです。
実際に市役所や自治体で確認し行った事例として雨水の処理方法は
・側溝や水路に放流する
・敷地内に最終桝(雨水浸透桝)を設置する
役所調査で確認をしていると
目の前に側溝があるから放流してもよい場合と
放流してはいけない場合がありますので
どちらに放流したらよいのか確認をします。
また、敷地内に最終桝を設置し一箇所に集めてから放流すること、
市ごとに規定のサイズ・位置や深さなどルールがあります。
それと、放流先が側溝や水路のとき、
放流する場合に申請や排水承諾が必要な場合があります。
このように、雨水について様々な確認事項があります。
設計課では、住宅を建てる前の事前調査でしっかりと確認を行い、
生活していく上で大切な雨水排水について考え、施工をしています!