こんにちは!
ユーハウス設計の新橋です。
今回は住宅用火災報知器についてお伝えします。
消防法の第17条と各市町村の条例に基づき、
住宅用火災報知器の設置が義務化されています。
これにより、住宅や住まいの構造に応じた警報器の
設置場所や種類が細かく決められています。
消防法による規定は、
火災発生時の早期発見と迅速に避難するための重要な防災策
です。
◆火災報知器の設置が義務化された理由
住宅で火災が起きた際に、
逃げ遅れによる死者数の割合が多いことが
大きな理由の1つのようです。
◆火災報知器の設置義務の対象となる住宅
火災報知器の設置義務が課せられているのは、
基本的にすべての住宅です。
一戸建てであれば、新築・中古は問いません。
また、マンションなどの集合住宅も同様に
火災報知器の設置が義務化されています。
中には設置が免除となる場合もあります。
以下が、火災報知器の設置義務が免除になる可能性のある住宅です。
・「自動火災報知設備」や「共同住宅用スプリンクラー設備」がある
・ホームセキュリティシステムを利用いている
・住宅用スプリンクラーがある
◆火災報知器の設置場所
火災報知器を設置するのが望ましいとされているのは、
以下の場所です。
〇寝室
〇階段
〇台所
〇居室
次回 火災報知器の設置場所について、取付位置について詳細をお伝えします!