
岐阜の注文住宅といえばYOUHOUSEの立野です。
少し前まであんなに暑かったのに最近は外を歩くと風が冷たく、急に秋を感じられるようになってきましたね。
秋には各地の酒蔵さんからこの時期だけの美味しいお酒がたくさん発売されるのをご存知でしょうか?
今回はその中から、私が最近購入したお酒をご紹介させていただきます。
みむろ杉 純米吟醸 雄町 ひやおろし
1660年に創業し、360年以上に渡ってお酒を醸し続けてきた奈良県の酒蔵、今西酒造さんの銘酒「みむろ杉」。
その中でもこのお酒は「ひやおろし」という、秋にしか飲めない商品です。
そもそもひやおろしとは何かというと、冬から春に造った新酒に火入れしてから蔵内に寝かせ、通常行われる2回目の火入れをせず秋頃に「冷や」のまま発売する(卸す)日本酒のことです。
ちなみに「冷や」というと冷蔵庫で冷やした冷酒のことだと思われがちですが、実は常温の日本酒の事を指します。
このひやおろしの特徴として、新酒をじっくり熟成させることにより角がとれたまろやかで奥深い味わいが生まれます。
また貯蔵後は火入れを行わない「生詰め」であるため生の味わいも堪能でき、秋の深まりとともに味わいの変化が楽しめるお酒でもあります。
中でもこのみむろ杉のひやおろしは、口に含むとフルーツのような香りが広がりながらも喉元ではスッと綺麗に消える爽やかさが魅力と言われています。
秋ならではのお酒なので、サンマや銀杏、きのこ類など秋の味覚と一緒に楽しみたいですね!