こんにちは
ユーハウスの佐竹です!
先日、インテリアコーディネーターの学校の授業でカーテンのショールームの見学をしてきました!
(今回訪問したのはマナトレーディングというメーカーとフジエテキスタイルというメーカーです)
ということで、今回のブログではカーテンについてお話をしていきたいと思います!
一口にカーテンと言っても、よく家庭で見られる厚手の生地でひだがある「ドレープカーテン」や
透け感のある素材で作られた薄手の「レースカーテン」、
カーテンを巻き上げて使用する「ロールスクリーン」など様々な種類があります。
全てをご紹介するととんでもない長さになってしまうので、今回はドレープカーテンについてご紹介したいと思います!
まず、ドレープカーテンとは
ゆったりとした美しいヒダを持つ厚地のカーテンのことです。
レースカーテンも同じように美しいヒダを持ちますが、レースカーテンは透けるような薄い生地であることに対して、
ドレープカーテンは厚手の生地で仕立てられます。
そのため、ドレープカーテンは「厚地カーテン」と呼ばれることもあります。
厚手の生地によって作られるドレープカーテンのヒダはボリュームがあり、
お部屋に優雅なを雰囲気作ることができます。
また遮光や遮熱、防炎などの機能を備えたカーテンもあり種類が豊富なため、目的に合わせて選べます。
ドレープカーテンは、窓の幅よりも大きな生地を使ってヒダを作るスタイルが一般的。
同じ生地でもヒダの数によって見た目の印象は変わるので、
ヒダのスタイルも意識してドレープカーテンを選ぶのがおすすめです。
<ドレープカーテンの種類>
◾️フラットカーテン
ヒダ山がなく、自然なウェーブを演出するスタイル。
生地の柄をはっきりと見せたい場合やスッキリとさせたい時におすすめです。
◾️1つ山ヒダ1.25倍ヒダ
仕上がり幅に対して1.25倍の生地を使い、ひとつのヒダに山を1つ作るスタイル。
柄を見せたい場合や価格を抑えたい場合におすすめです。
◾️2つ山ヒダ1.5倍ヒダ
仕上がり幅に対して1.5倍の生地を使い、ひとつのヒダに山を2つ作るスタイル。
程よいボリューム感で、既製カーテンで多く用いられます。
◾️3つ山2倍ヒダ
仕上がり幅に対して2倍程度の生地を使い、ひとつのヒダに山を3つ作るスタイル。
一般的なオーダーカーテンの仕様。
美しいドレープが高級感を感じられ、1番キレイに見えるカーテンスタイルと言われています。
ヒダの数が多いほど、重厚でゆったりとした雰囲気に、逆に少ないとカジュアルな雰囲気を演出できます。
ヒダの取り方で見た目が大きく変わるので、オーダーカーテンを作る際は
カーテンの色や柄、素材などを考慮しながらヒダのスタイルを決めるとよいです!
<ドレープカーテンの機能性>
次にドレープカーテンに備わっていることが多い「遮光」「遮熱」「防炎」の3種類の機能についてご紹介します。
【機能①】遮光効果
日中の明るい光や夜間の街灯の明かりを遮り、室内を暗くするカーテンは「遮光カーテン」と呼ばれています。
遮光率を基準に1級~3級の遮光等級に分けられ、等級によって光を遮る性能はさまざまです。
それぞれの等級の特徴です↓
◾️ 遮光1級 遮光率99.99%以上
光をほとんど通さない。人の顔の表情が識別できないレベル
◾️ 遮光2級 遮光率99.80%以上~99.99%未満
カーテンを閉めるとお部屋は暗くなるが、人の顔あるいは表情の識別ができるレベル
◾️ 遮光3級 遮光率99.40%以上~99.80%未満
人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル
遮光1級が最も遮光性が高いですが、光を遮る効果が高い半面、
閉めると室内が暗くなりすぎるといった懸念点もあります。
そのため、単に遮光性の高さだけを重視して選ぶのではなく、
リビングや寝室など、カーテンを使用するお部屋に適した遮光等級を選ぶことが大切です。
【機能②】遮熱効果
厚みをもたせた生地のドレープカーテンには、熱の流れを遮断する遮熱効果が期待できます。
この働きにより、窓から日差しが入ることによる室温の上昇を効果的に抑えられます。
また、室温が上がりにくい分、空調が効きやすい点も大きな魅力。
【機能③】防炎効果
ドレープカーテンの中には、防炎加工が施されたカーテンもあります。
防炎とは、特殊な繊維を使用したり加工を施したりすることで、万が一の火災における火の燃え広がりを抑えられる機能です。
最初から防炎加工されたものもありますが、防炎加工されていなくても、
後加工処理によって防炎機能を付加させることのできる製品もあります。
少し長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか??
カーテンを変えることでお部屋の雰囲気は一気に変わります!
オーダーカーテンを作る際や新しいカーテンを購入する際は、デザイン性はもちろん、機能性にも着目して
自分に合うカーテンを選んでみてくださいね。