
こんにちは、岐阜の注文住宅ユーハウス 設計の奥田です。
今回は設計のお仕事「プレカット図チェック」を紹介します。
平面図、立面図、建具表等の意匠図、電気図や給排水設備図を作成し
構造計算を終え 基礎図を作成しつつ
プレカット図のチェックを行います。
最近は構造部材をプレカット工場で
あらかじめ機械加工することがほとんどです。
設計図書と構造計算で導かれた構造図をもとに
プレカット業者がプレカット図を作成してきます。
私達設計部ではそれに間違いがないかを確認し
最終承認した後に建築部に引き継ぎます。
まずは構造計算時の仕様書と同じかどうかをチェック!
基本的な高さと間違いないか(土台~胴差~桁)
各部材の位置は間違いないか
土台、大引き、柱、梁、母屋、垂木、筋違、まぐさ等の各材寸
樹種、KD材かグリーン材か
集成材の場合は指定等級・ヤング係数どおりか
各階床の構造用合板は実(さね)ありか実(さね)なしか
間柱の納まり(壁の厚みや大壁・真壁によっても違う)を指定
接合金物とミライエ(※ミライエについては昨年末の奥田ブログ参照)
との緩衝はないか
通し柱等の四方差し箇所はピン金物で接合されているか
梁下の天井ふところで換気ダクトや排水管が通せるか
窓・開口部のまぐさ高さは間違いないか
羽子板ボルトが突出して仕上げ材に影響でないか
仕口・継手の位置は適切か
土台伏図で継手をチェックしながら基礎アンカー図を作成して…
まだまだチェックポイントはたくさんあります。
同じ家が一棟もないので毎回違って奥深いので面白いです。
上棟日が恐怖でもあり楽しみでもあり。
現場が上手く納まり一安心。
お客様のお喜びの日が無事迎えられます様
いろいろな図面に気を配る設計の奥田でした。
設計のお仕事を紹介してます
『 設計のお仕事 ユーハウス 』 で検索👆してね