設計のお仕事 プレカット図チェック まぐさ
こんにちは、岐阜の注文住宅ユーハウス
設計の奥田です。
今日は設計のお仕事「プレカット図チェック」第3弾です!
プレカット加工図の指示には瓦の割り付けによる
垂木の出寸法が必要なんですよ と前にお話ししましたが
今回は建具まわりの寸法です。
弊社の注文住宅の木製建具は主にメーカー品を使う為
建具まわりのまぐさも開口寸法を指示してプレカット加工します。
ユーハウスの施工が共通である様に弊社には下記のような標準図があります。
その下はメーカーの納まり図。
たとえば
上は クリアランス10㎜ を確保します。
木製建具の 床仕上げ~建具枠外まで の高さが2,035㎜
下は 床合板の厚み24㎜+仕上げフローリングの厚み15㎜=39㎜
上から下までの合計2,084㎜が土台の天端からまぐさの下端まで
の寸法となります。
これがプレカットに必要な寸法です。
この標準にあてはめれば 例えばメーカーが違う建具に変わったとしても
床仕上げ~建具枠外までの高さの部分だけ入れ替えれば
木製建具のまぐさ寸法が出せるのです。
もちろん木製建具だけではなく外部の鋼製建具も
まぐさ寸法を指示します。
いかに現場がスムーズに上棟できるか
細かく拾い出すのもユーハウスの設計のお仕事なのです。