
こんにちは!
岐阜の注文住宅といえばユーハウスの服部です。
『柱頭柱脚の接合方法』について2回に分けてお話していきます。
そもそも「柱頭・柱脚」とは…
耐力壁の両端にある柱の上側(柱頭)と下側(柱脚)のことです。
地震力や風圧力がかかったときに、柱の両端が抜けたりする事があります。
そうすると、地震力に耐える事が出来なくなってしまいまうため、
柱頭・柱脚の両端をしっかり接合する必要があります✨
その柱頭・柱脚の接合方法には、以下の2種類があります。
・告示の仕様
・N値計算法
今回はそのうちの『告示の仕様』についてです。
簡単に言うと、
告示(平成12年建設省告示第1460号)から金物の種類を選んでいく方法です。
金物の種類がいろはで分かれているので、そこを決めていきます。(下図参照)
例えば、建物の形と柱の位置、壁倍率といった条件や、
2階建ての2階か(建物が上にのっているか)、2階建ての下屋かで変わってきます。
この方法では、難しい計算をせずに表から読み取って金物を決めていきます。
次回は、柱頭・柱脚の接合方法のもう一つ「N値計算法」のお話をしていきます。