ホールダン金物の使い方【1分間で分かる構造】 - 岐阜・愛知の新築・注文住宅ならユーハウスへ

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ホールダン金物の使い方【1分間で分かる構造】

こんにちは!

 

岐阜の注文住宅といえば、ユーハウスの服部です🍙

 

 

今回は『ホールダン金物の使い方』についてお話します。

 

まず、「ホールダン金物」とは…

 

柱頭柱脚の接合のときに出てくる柱が抜けないようにするための金物です。

 

 

座付ボルトを使用する場合と、アンカーボルトを埋め込む場合があります。

 

 

1階の柱脚につけるホールダン金物は、土台に引っ掛けるタイプよりも

 

アンカーボルトで基礎まで直接埋め込むほうが引抜力に対する力が強くなります

 

 

基本的な考え方としては、

 

引抜力が10KN以下か10KNを超えているかで種類を決める必要があります。

 

 

引抜力が10KN以下の場合:座付ボルトを使用する

 

引抜力が10KNを超えている場合:アンカーボルトを埋め込む

 

引抜力が強い場合は、土台に大きな力が働くため

 

アンカーボルトで基礎まで埋め込む方が良いとされています。

 

 

また、土台につけるタイプのホールダン金物について検討しなければならないことがあります。

 

 

それが、以下の4つです。

 

①土台の曲げ設計

 

②土台のせん断力設計

 

③アンカーボルトの引抜設計

 

④座金のめり込み設計

 

 

このようにしっかり計算をして安全を確認することで、安心して金物を使う事ができます。

 

以上がホールダン金物の使い方です。

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