
こんにちは。岐阜の注文住宅ユーハウスの伊藤です!
本日も好きな器と御菓子について書こうと思います。
この作品は常滑の作家さんの練りこみ技法の作品です。
写真で見ると木の器に見えますが、陶器です。
練りこみ技法の作り方の説明です。
白土と赤土(鉄分を含む)の2種類の土を準備します。
土の塊をスライスし、ミルフィーユのように交互に重ねます。
塊になった状態で数日寝かせます。
土が馴染んだら、交互に重ねた状態から90度起こしてスライスします。
そうすると、金太郎あめのように同じ文様が出てきます。
この技法の難しい所は、土は焼成すると縮みます。
そのため、収縮率の違う土を重ねただけではうまくできず
何度も原料の焼成試験を繰り返すのです。
同じ技法を使って作られた作品です。
ドロシー・ファインブルマンさんという女性の作家さんです。
練りこみの世界では有名な方です。
ここまで細かい文様を出すのは本当に大変です。
常滑に滞在して、作品制作・作品展をされていたことがあり
作品も作家さんもとても素敵でした。
合わせたお菓子は夏の定番のアイスクリームです。
ニュージーランドアイス「ホーキーポーキー」と北海道のピスタチオチョコレートです。
是非、皆様も好きな器と出会って自分の特別な時間のおともにいかがでしょうか。