
こんにちは。岐阜の注文住宅ユーハウスの伊藤です!
本日は、陶芸の陶器と磁器の違いについて書こうと思います。
陶芸には大きく分けて、陶器・磁器があります。
陶器はカオリン(カオリナイトを主成分とする陶土)を
主成分とした粘土を低温800度から1250度で焼成します。
粘土には赤土(鉄分の入った土)と白土があります。
磁器は長石が主成分の磁土を高温1300度位で焼成します。
原料によっては、ろくろで作品を制作すると手が荒れます。
磁器はとても粒子が細かいので電動ろくろの水挽は
とても気持ちが良いですが、本当に繊細でとても難しいです。
この作品は常滑の作家さんの磁器のろくろの作品に装飾した作品です。
装飾するときは、乾燥具合と接合部を締めないと焼成した時に
切れる(ヒビが入る)ので難しいです。
この作品の作家さんはご夫婦で作家活動をされていて、
ご主人が陶器(上のカップ)で奥様が磁器(下のカップとお皿)で作陶されています。
私が活動している時には本当にお世話になったご夫婦です。
合わせたお菓子は西宮の焼ティラミスです。
是非、皆様も好きな器と出会って自分の特別な時間のおともにいかがでしょうか。