
岐阜の注文住宅ユーハウス設計の前田です。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
さて今年から2023年になり、2025年からの新築住宅省エネルギー基準適合義務化まで残り僅かとなりました。
皆様、住宅の省エネ適合義務化についてはもう御存じでしょうか?
昨年2022年6月に『改正建築物省エネ法』が通常国会にて成立しました。
2050年のカーボンニュートラル、2030年の温室効果ガス排出46%削減(2013年度比)の実現に向けて、
国内のエネルギー消費量の3割を占める建築物分野に焦点が当てられました。
これにより、これまでは省エネルギー性能の適合努力義務だった住宅や小規模非住宅は、
2025年以降は中規模・大規模建築物と同様に省エネルギー性能の適合義務が課せらるようになります。
下図は法改正について分かりやすく図示したものです。
※国土交通省HPより抜粋
また適合義務は新築住宅だけでなく、増改築の場合も増築及び改築部分に
基準適合が求められるようになります。
省エネルギー基準適合義務化に伴い、
確認申請時に省エネルギー基準への適合審査も行われるようになるため、
申請もこれまでより大幅に時間が掛かるようになると予測されます。
法改正により色々と戸惑うこともあるかもしれませんが、
建売住宅、注文住宅、アパート等全ての住宅の性能が向上していくことは、
消費者にとっては嬉しいニュースではないかと思います。