岐阜の注文住宅といえば、ユーハウス🏡の山田です。

今回は、「断熱」と「遮熱」についてお話します。

 

お家づくりで欠かせないものに断熱性の計画があります。

この断熱性について考えるときにキーワードとなるものが「断熱」と「遮熱」です。

 

断熱とは、外壁の内部を伝わっていく熱の量を小さくすることで、

外気温の影響を断熱材で抑えることを指し、夏に外気から侵入する熱を防ぐことや

冬に室内の暖かい空気を外に逃がさないことが役割となります。

それに対して

遮熱とは、日射を吸収しないように反射させ、

夏の日差しによる熱を室内に伝えないようにする役割があります。

 

 

どちらも熱を伝えないという似たものに感じ混合してしまいますが、

断熱は家の中の空気温度を維持する目的となり、遮熱は外気の熱から住宅を守る目的となるので

それぞれ目的が違うため、断熱だけを考えるのではなく遮熱とのバランスが重要になります。

 

それぞれの方法についてです。

 

断熱

・壁や屋根、床下に断熱材を入れる
・断熱塗料で外壁を塗る
・樹脂サッシなど熱伝導率が低い断熱サッシを取り付ける
・複層ガラスなどの断熱ガラスを取り付ける

 

遮熱

・ガラスに遮熱フィルムを貼る
・屋根裏に遮熱シートを貼る
・開口部上に遮熱性のある庇やブラインドを取り付ける

 

などがあげられます。

遮熱については、熱となる日射を跳ね返して室内に伝えないことが目的のため

室内側で遮熱をしても効果は薄いので注意です。

 

壁や屋根は、光を通さないため断熱性と遮熱性を兼ねることができますが、

窓などの開口部は、断熱性を高めるのに限界があります。

 

つまり、壁や屋根では断熱を、窓など光を通す部分には遮熱という使い分けが必要となります。

 

快適な室内環境のためには遮熱も断熱も大切ということです。

 

簡単にではありましたが、「断熱」と「遮熱」についてのお話をしました。

お家づくりの参考にしてみてください。