こんにちは、岐阜の注文住宅ユーハウス
設計の奥田です。
今回は築35年の私の家についてお話ししましょう。
私達がお手伝いさせていただいているのは
「一生に一度の家作り」
何度も建て替えられる方はそういませんよね。
リフォームは何度か出来るかもしれませんが。
その住宅ですが我が家は常に進化しています。
最近のニュースですが 中村玉緒さんが背骨を圧迫骨折されました。
同居中の義母も玉緒さんと同じ年齢で背骨の圧迫骨折をしました
義母は一旦手術を保留にし自宅療養を選択したので
急いで廊下とトイレ入口に手摺を取付けました。
数年前に玄関の上がり框や浴槽の段差付近には手摺をつけたのですが
とうとう水平歩行にも手摺が必要になりました
コルセットを外し痛みをこらえてトイレまでなんとか自力で歩きます。
転ばないよう手摺につかまりながらそろりそろり…
手摺が連続にならずで歩行を難しくしています。
引違戸や片引戸が多いのでどうしても手摺は途切れてしまいます。
座敷や応接間など来客重視にした間取りである為
水まわりが義母の寝室から遠いのも気になります。
前にもお話ししましたが私の理想の家は平屋です。
子育て家事、老いてからの動線が楽だからです。
残念ながら今のわが家は二階建てです。
子供が赤ちゃんだった時は階段の上下の入り口に柵をして
転落防止をしました。
目が届くよう日中は常に1階に連れていました。
洗濯物を干すのも片付けも着替えも1階。
子供と義母はよく1階のダイニングでお話しをしています。
将来うちの2階は必要かな?
次男が巣立ったら平屋にリフォームしたいし
なんなら太陽光パネルをしっかり載せられる切妻屋根にしたいと思います。
結局手術を受け入院中の義母
退院帰宅したら絶対言うと思います。
「やっぱりわが家がいいわね」って
私もなんだかんだありますがそう思います。
赤ちゃんから老人まで家族が住みやすい家に
少しずつアップグレードしています。
義父の最期をこの家から送り出したように
私がその日を迎えるまで我が家は変化し続けるでしょう。