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設計のお仕事 気になる『保温力』

ユーハウス 設計の奥田です

皆様 寒い日々いかがお過ごしでしょうか?

設計のお仕事は室内が多いとは言え

広い事務所の中では足元が冷えます。

そんな寒い日には温かいお弁当が楽しみになります。

 

私がお弁当に欠かさないのはスープジャーに入った温かいスープ。

ミネストローネやカレー、味噌汁など野菜や豆がたっぷり入った

おかずになる汁物を毎日手作りをして持って行きます。  

スープジャーもいろいろなものがありますね。

 

は下の写真のグリーン色のスープジャーがお気に入りで

一番手ごろな大きさです。

毎朝スープジャーに沸騰したお湯を注いで予熱をしっかりします。

それから沸騰させた本日のスープをなみなみと注ぎ入れます。

 

朝6時に入れてお昼12時まで6時間経過。

どんなに熱々にして入れても食べる頃には少し冷めて

ちょうど食べ頃な温度に下がってしまいます。

そこでふと思いました。

 

私たちの家にあるものの保温力ってどんなものだろう。

商品の保温力を少し調べてみました。

上の写真はお弁当と一緒に持ち歩く水筒ですが

保温効力76℃以上(6時間) / 89℃以上(1時間)

保冷効力8℃以下(6時間)と書いてありました。

 

どういう意味?

このデーターの読み取り方ですが

条件は室温20℃で容器に95℃のお湯で満たしたら

1時間後は89℃、

6時間後でも71℃をキープしている

という事。

保温効果がある水筒の熱が保たれる仕組みは?

 

 

 中身が冷めにくいとされる水筒は、

一般的に外側の容器と内側の容器の間に真空部分を設けた二重構造

この構造の為 空気による熱伝導を妨げます。

また内側の容器に金属箔を貼り付ける事で

鏡のような効果で熱をはね返します。

 

なるほど!

これは私達のすまいの構造そのものですね。

例えば下の写真の住宅の壁

住宅の壁は真空状態には出来ない為

空気の対流が起きないよう熱伝導が低い断熱材

たっぷり充填することによって

エアコンで暖められた室内温度を保つ事が出来ます。

こちらの写真は壁体内の結露防止の防湿フィルムを室内側に貼っています。

 

ほかには断熱浴槽や

アルゴンガス充填複層ガラスの窓などいっぱいありますね。

 

省エネと名の付く商品のほとんどが熱伝導率の低い素材

覆われているなと改めて気づきます。

住宅設計というお仕事柄かランチの時も

保温効果保冷効果がとっても気になります。

 

ちなみに冬場のランチにスープジャーを活用する事になった決め手は

現場に出ている主人のお弁当問題。

自動車のシガーソケットから電源を取って湯を沸かすケトルは

500㎖を沸騰させれるまで30分も要する商品ばかりだったので

(沸騰をまってたらお昼休みが終わっちゃう💦)

インスタントスープを昼休みに頂くのは不向きと断念しました。

 

今年も省エネ性能と効率を考えた住みよい家づくりを

私たちユーハウスがお手伝いします。

どうぞよろしくお願い致します。

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