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準防火地域の外壁について

こんにちは。
ユーハウスプランナー直井です。

 

今回は、準防火地域で外壁に必要な防火性能についてお伝えします。

家を建てる時に、「防火地域」という言葉をよく耳にすると思います。
駅近の住宅街や、国道などの大通り沿いだと、準防火地域という家の防火性能を高める必要のあるエリアがあります。

準防火地域に2階建て以下の家を建てる場合、その建物が延焼の恐れのある部分(一階部分は敷地境界ラインから3m、二階部分は敷地境界ラインから5m、道路境界の場合ははそれぞれ道路中心線から起算)にかかっていると、かかっている部分の外壁は防火構造でないといけません。


どのようなものが防火構造かというと、火事が起きた時に加熱されてから30分間構造耐力上は支障のある変形などをしないものです。


さらに、準防火地域で3階建てを建てると、外壁に求められる性能は準耐火構造以上としなければなりません。
準耐火構造とは、45分間構造耐力上支障のある変形をしない構造です。
先ほどの防火構造よりも、長い時間耐えられる性能が必要ということですね。

このように、建物の階数によって求められる外壁性能が変わりますし、今お伝えした性能というのは床面積が500㎡以下の規模となりますので、規模が変わると、必要な防火性能も変わります。

準防火地域では外壁にこのような性能が必要ですが、サッシにも防火性能が必要にもなります。

もし、土地を探し中の方はいいなと思う土地が防火地域が何になっているかぜひ確認してみてください。

 

次回は、どの素材がどのくらいの防火性能なのかが分かる防火認定番号についてお伝えしようと思います。

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