
こんにちは
ユーハウス 設計の奥田です。
6月に自宅のぷちリフォームが完了し
あっという間に来客の多い夏季休暇なりました。
今回は障子についてご紹介します。
こちらは摺り上げ障子(雪見障子・猫間障子とも言います)
広縁と畳の座敷を隔てる建具です。
ごらんの様に下半分の障子戸が上下に開閉して
外の景色を眺める事ができます。
冬には雪が降り積もる庭の美しさを愛で
初夏にはみずみずしく茂る緑の美しさを愛で
心豊かなひと時を過ごすこともあります。
隣家からの視線を遮る為に全閉する時もあります。
さてこの障子、紙を張り替えるには
どうやって取り外したら良いのでしょうか?
裏側はこんな感じです☟
最近の摺り上げ障子は下半分の障子の左右の桟にばねが入っていたり
左右の溝の深さが異なっていて深い溝片側に押し寄せて取り出す
という方法があるそうです。
しかし自宅の摺り上げ障子はそんな小細工はありません。
上桟はなく左右の溝が上まで突き抜けているので
障子全体を鴨居敷居から外した後
下半分の障子を上へスライドさせれば取り外しできる
という単純な作りでした。
古民家リフォームなどされる方は是非この方法をお試し下さい。
とは言え 自分できれいに障子紙を張れる自信は無く
建具の職人さんにお任せしました (^^;) 💦💦