
こんにちは!
ユーハウス設計の服部です。
今回は冬型結露、夏型結露についてお伝えします。
結露という言葉はよく聞くかと思いますが、
冬型結露、夏型結露という言葉はあまり普段聞くことが無いですよね。
言葉からも少しイメージができるかと思いますが、
今日はそのメカニズムをお話していきます。
そもそも「結露」というのは、
空気は温かい湿度のときほど水蒸気を多く含むことができるため、
水蒸気をたくさん含んだ温かい空気が、冷たい空気に触れると、
温度差により空気中の水蒸気が飽和して水になり、発生するのです。
では「冬型結露」とは?
暖房時に室内の温度が高くなり外気温が低い場合に、
断熱材の外側で結露が発生します。
これを「冬型結露」といいます。
次に「夏型結露」とは?
夏はクーラー等で室内を冷やすことにより外との寒暖差が大きくなります。
一般的に冬の結露対策のために使用される防湿気密シートの場合、
断熱材の中を移動してきた外部からの湿気がシートに遮られ
断熱材の室内側で結露が発生します。
それを「夏型結露」といいます。
壁内で起こる結露はなかなか気づくことができませんが、
大事な家の寿命を縮めたり、
カビによる健康被害の原因にもなったりします。
その結露から大事な家を守るために
何をすると良いのか次回のブログでお伝えします!