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宅地造成規制法とは

こんにちは
ユーハウスの山田です

 

今回は宅地造成規制法についてのお話です。

 

日本は地震や豪雨といった自然災害が頻繁に発生する国です。

そのため、土地開発や宅地造成において、安全性を確保するための法規制がとても重要です。

そこで登場するのが宅地造成等規制法です。

「宅造法」と呼ばれるこの法律は、宅地造成による災害リスクを減らし、人々の安全を守るために制定されています。
令和3年7月に静岡県熱海市で大雨による土砂災害が発生したことにより、盛土への規制が新しく加わり

「宅地造成及び特定盛土規制法(通称:盛土規制法)」

への法改正がありました。

 

・宅造法の概要

「宅地造成等規制法」は、主に宅地造成に伴う土砂災害の防止を目的としています。
この法律は、一定の区域(宅地造成区域)内での開発や造成に対して、厳しい規制がかかります。
具体的には、斜面地の切土や盛土など、地形を大きく変えるような工事を行う場合、
事前に許可を取得する必要があります。

 

・許可が必要になる行為

①切土で切土部分に高さが2mを超える崖が生じるもの。
②盛土で盛土部分に高さが1mを超える崖が生じるもの。
③切土と盛土で盛土部分が1m以内であっても盛土と切土部分の高さが2mを超える崖が生じるもの。
④切土または盛土の面積が500㎡を超えるもの。


これらに該当する工事を行う場合は、事前に役所の方と事前に打ち合わせを行い許可申請をしなければいけません。

また、宅地造成工事に際しては、様々な点に留意することが求められます。

 

今回は、宅造法の概要、許可が必要な行為についてお話しました。

 

次回は、宅地造成工事での留意点と

宅地造成等規制法のメリット・デメリットについてお話します。

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