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防火認定

こんにちは!

ユーハウスプランナーの直井です。
今回は、防火認定についてお伝えします。

前回のブログで、準防火地域の延焼ライン内に求められる外壁の性能をお伝えしました。
おさらいですが、2階建だと防火構造(30分間火災に耐えられる)、3階建だと準耐火構造(45分間火災に耐えられる)が求められます。
そこで疑問ですが、何を根拠に「◯分間耐えられる」とわかるのでしょうか?
それは、耐火・防火試験という試験で、火災が起きた想定で実際に使用材料を燃やすということをします。
その試験で火災に何分耐えられるのか測り、防火構造なのか準耐火構造なのか、耐火構造なのか、、、
仕分けをします。

また、試験を受けた材料には、「防火認定番号」が与えられます。

計画する住宅の図面などに、
QF045BE-◯◯◯◯などの番号を見たことはありませんか?
最初のアルファベット2文字は、構造種別(耐火構造:FP、準耐火構造:QF、防火構造:PC、準防火構造:QP)、真ん中の数字は時間(分単位)、最後のアルファベット2文字は部位(耐力壁の外壁:BE、耐力壁ではない外壁:NE、屋根:RF など)
を表しています。-の後は、通算番号です。

 

図面などに記載されているこの番号を見れば、しっかりと火災に対する性能が確保された材料が使用されているかがわかりますね。

また、防火地域にかかわらず火災が燃え広がりにくい家の性能にする、「省令準耐火性能」という基準もあります。
省令準耐火は、外壁の性能は延焼ラインの外でも防火構造にしないといけません。

ユーハウスで家を建てられるお客様は、最近省令準耐火にされる方が多いですね。
そうすることにより、本物の木を壁や天井などの仕上げとして使用することができなくなるので、メリット・デメリットはありますが、火災が心配な方は「省令準耐火」にすることも視野に入れて家づくりをされると良いと思います。

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