鳥インフル対策
今朝の中日新聞の下の記事は見られましたか?
今年1月14日に岐阜県で初めて山県市高富で
鳥インフルエンザの発生が確認されました。
その後迅速にその対応がなされ、
防疫措置完了後21日経過した2月8日に
移動制限区域(3km)が解除され終息しました。
その際、殺処分後に必要な埋却溝(穴)を
掘削して埋却のお手伝いをしたのが
岐阜土木工業会の会員でした。
昨日は、今後また鳥インフルエンザが
この地域で発生した場合に
速やかに対応できるように、
岐阜農林事務所(県)と岐阜土木工業会とで
「鳥インフルエンザに関する運用協定締結式」
を執り行いました。
実はその場に私も同席していましたので、
少し鳥インフルエンザンザについて紹介します。
皆さんは平成28年度国内での
高病原性鳥インフルエンザの発生・検出状況はどのくらいあったと思いますか?
実は確定事例として、
家きん(家畜での鶏、アヒル等)で9道県12事例、
野鳥類で22都道府県218事例もあったそうですよ。
凄い数だと思いませんか?
家きん12事例で殺処分された羽数は166.7万羽だそうです。
特定家畜伝染病防疫指針では、
通報があって立ち入り検査➡遺伝子検査の上、
高病原性鳥インフルエンザが確定したら、
72時間以内に埋却まで完了しなければならないそうです。
だからこそ迅速な対応が求められるのです。