
3月8日に気の置けない仲間の飲み会が東京であり、
その日は東京で一泊としました。
あくる日は私があまり歩くことのない上野に
ある目的があって向かいました。
上野では「せごどん」が迎えてくれました。
この人波は当たり前ですが、
「上野動物園」行きです。
JR上野駅を降りて東京文化会館(左)と
国立西洋美術館の間をまっすぐに抜けると、
動物園の正面玄関となります。
え~!? まさかパンダ?
違います!
私のお目当ては、ココです。
「国立西洋美術館」
2月19日から建築家の「ル・コルビュジエ展」がやっているのです。
建築に携わる者としては、
近代建築の巨匠のひとりであるコルビュジエの展覧会は
押さえておく必要があります。 ん#!
1階は撮影OKでしたので、
数枚撮らせて頂きました。
この模型はコルビュジエの設計?をもとに、
東京理科大や東大等の建築科の学生が制作したものらしいです。
皆さん知ってました?
この1959年に建てられた「国立西洋美術館」の本館は、
ル・コルビュジエ(1887-1965年)の設計だったってことを。
その後新館が建てられていますが、
本館のコンセプトが生かされた
設計がされているそうですよ。
またこの美術館は、
2016年7月にユネスコ世界文化遺産
「ル・コルビュジエの建築作品ー近代建築運動への顕著な貢献」
として登録されているそうですよ。
本館の前庭にある
「オーギュスト・ロダン」の《カレーの市民》
1953年鋳造の松方コレクションですって。
私の知識が浅かったのは、
コルビュジエはオザンファンやピカソらと
ピュリズム(純粋主義)の絵画作家だったということです。
そのコルビュジエの絵をコルビュジエのが設計した
世界遺産の建物で見られるなんて凄いと思いませんか?
ル・コルビュジエ
絵画から建築へ ー ピュリズムの時代
は、5月19日までやっています。
一見の価値ありだと思います。