屋久島の旅
今まで報告出来ていませんでしたが、
3月23日~26日の四日間お休みを貰って、
屋久島に行って来ました。
そうです、世界遺産の島「屋久島」です。
昨年の12月にJALのパックツアーを通して予約しましたが、
「屋久島」と言ったら「屋久杉」「縄文杉」しか知りませんでしたから、
何処を予約したら良いのかも分かりませんでした。
そうやって考えると一昔前のように
旅行社を使って予約していたころは楽だったなと思ってしまいます。
飛行機、旅館、観光コースすべてお任せでしたからね。
今回は意地にでも旅行社に頼らず、
使う航空会社、旅館、観光ツアー、観光ガイドの手配等
すべてネットで調べた上で予約して行きました。
そんな中3ヶ月はあっという間に過ぎ、
名古屋 ➡ 福岡 ➡ 屋久島
と飛行機を乗り継ぎ屋久島に到着しました。
23日は旅館「いわさきホテル」にてゆっくりして、
明日の「縄文杉を見に行くコース」トレッキングに備えました。
真っ暗の中バス乗車開始です。
あくる朝は4時起きで
ツアーガイドがホテルまで迎えに来てくれました。
屋久島自然館というバス乗り場から
バスで荒川登山口まで行きいよいよトレッキング開始です。
荒川登山口をスタートしたのは、
AM6:30でした。
コースの前半は、
昔屋久杉を切り出す際に使っていたトロッコ道を歩きます。
高低差の少ない平坦な道のりなのでテンポよく歩けます。
けど延々と長い! 3時間くらいは歩いたと思います。
小杉谷という川に架かった橋から撮った写真ですが、
この風景はジブリの「もののけ姫」のワンシーンに使われているとか。
樹齢50年ほどの杉林ですが、
すべて植林されたものだそうです。
このようなトロッコ道をこれでもか?と歩くのです。
トロッコ道とも別れ、
いよいよ急こう配の山道を登り出します。
この杉が三代杉だったか仁王杉だったか定かでありませんが、
所々にこのような「屋久杉」が現れます。
「屋久杉」は屋久島の杉の中でも
樹齢1000年以上のモノしか「屋久杉」と呼べないそうです。
ウィルソン株と呼ばれる株の中での記念撮影です。
見上げるとハート❤型になっており、
携帯の待ち受け画面にすると夢が叶うそうです。
ウィルソン株から本格的な急こう配の山道が続きますが、
見どころ満載の山道は飽きることはありません。
途中昼食を取って「縄文杉」までアタックです。
「縄文杉」の前にデッキが作ってあり、
その物々しさで到着したことが分かります。
以前は「縄文杉」に触ることが出来たそうですが、
今はデッキの上からしか見学することが出来ません。
しかし、十分迫力があります。
雄大な「縄文杉」を見学し、
13時頃から下山開始としました。
途中休憩を逐次取りながら余裕をもった下山です。
ここの谷川の透明度は圧巻ですが、
綺麗すぎて魚もいないそうですよ。
右端は今回案内してくれたガイドさんです。
ニホンザルも顔お出してくれます。
自然の中では観察されているのは私たち人間かもしれません。
荒川登山口に戻ったのは17時でした。
10時間30分の行程でしたが、
心地よい疲れはありましたが、達成感の方が強かったです。
この日入山したのは、
100名ほどだったそうです。
普通の年だとこの時期は卒業旅行などにより、
1000人近い時もあるそうです。
今年は、コロナ禍ということもあり、
ゆったりとトレッキングを楽しむことができました。
白谷雲水峡編へつづく