
床材は、マイホームでの過ごしやすさや印象に大きな影響を与える要素の一つです。
そのため、床材選びで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
何となく選んでしまうことによって、実際のイメージとは異なってしまう可能性もあります。
そこで今回は、床材でお悩みの方に向けて床材の選ぶ際のポイントを解説します。
□床材を選ぶ際のポイントとは?
床材はたくさんの種類があるため、どの床材を選べばよいのか迷いますよね。
では、実際にどのようなポイントを意識して選べばよいのでしょうか。
今回は、3つのポイントをご紹介します。
*デザイン性
デザイン性は、部屋のイメージを決定づける重要な要素になります。
床材は、モダンやナチュラル、和風、アジアンなど、それぞれのインテリアスタイルを引き立てる役割を持ちます。
例えば、床を濃い色にして、壁と天井を薄い色にすることによって、天井は高く見えます。
逆に、床を薄い色にすることで部屋全体に広がりを感じられるでしょう。
このように、まずは部屋全体をどういう雰囲気にしたいかに決めておくのが重要です。
*素材感
床は直接座ったり、素肌に触れたりするため、床材を選ぶ際は素材感も意識しておくと良いでしょう。
特に赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭の場合は、裸足で歩いても心地の良い肌感の床を選ぶのがオススメです。
人気があるのは温かみがあり心地の良い肌感の無垢材ですが、大理石やタイルなどの滑らかな肌触りを選ぶ方もいます。
*機能性
床材を選ぶ上で機能性も重要なポイントになります。
機能性には、メンテナンスにかかる手間、防水性、防音性、耐久性などがあります。
日々の生活において、床材はとても傷つきやすく、汚れやすいものですよね。
傷付いたり、汚れたりした際のメンテナンスも仕方も床材によって違います。
また、トイレやキッチンなどの水回りに使用するのであれば防水性の高さもポイントになります。
場所や目的を考え、それぞれに適した機能性を持つ床材を選びましょう。
□オススメの床材を紹介します!
先ほどもご紹介した通り、床材には様々な種類があります。
その中でも特にオススメなのが無垢材です。
無垢材の1番のメリットは、木材本来の味を感じられることでしょう。
丸太からの切り抜き方1つで木目が変わります。
そのため、全く同じ木目をしたものは存在しません。
無垢材を使用することによって、唯一無二のフローリングを楽しめるのではないでしょうか。
2つ目のメリットは、経年による変化を楽しめることです。
無垢材は、時間の経過とともに表情を変わってくるのが特徴です。
新しい無垢材も具の香りや木目などを楽しめますが、何年も経過した無垢材の味はなかなか他の素材では見られないでしょう。
家族と共に過ごした歴史を感じられるのも無垢材の魅力の一つと言えます。
3つ目のメリットは、調湿作用があることです。
無垢材が持つ調湿作用によって、部屋を快適に保てるようになるでしょう。
部屋の湿度によって、無垢材が水分を吸収や放出をし、室内の湿度を一定に保とうとしてくれます。
そのため、蒸し暑い夏場には部屋の湿度を下げ、冬場は過度な乾燥を防いでくれます。
快適な家にしてくれるのは嬉しいポイントですよね。
4つ目のメリットは、冬場でも冷えないことです。
冬場に床が冷えて困ったことがある方も多いのではないでしょうか。
冷たい空気は下方向に行くため、床はどうしても冷えてしまいます。
しかし、無垢材を使用することによって、床の冷えを軽減できます。
多くの空気を含んだ無垢材は、断熱の役割も果たしてくれるため、冷気が伝わりにくくなり、冷えを防ぐ作用があります。
このように、木材の味を感じられる以外にも多くのメリットがある点が、無垢材の魅力と言えるでしょう。
床材を決める際の選択肢として、無垢材を検討してみてはいかがでしょうか。
□滑らかな感触の床材はいかが?
当社では、床材に「バイカルパイン」という素材を採用しています。
「バイカルパイン」は、ロシアのバイカル湖の近くから取り寄せたパイン材を標準としています。
バイカル湖付近は、マイナス40度の極寒地域であり、「バイカルパイン」は東南アジアなどの温暖な地域で育ったもの比較すると、硬いのが特徴です。
厚さ15ミリ程度の無垢フローリングとなっていて、自然の木の風合いを感じられるでしょう。
また、足で踏んだ際の感触も滑らかで、小さなお子様にも安心です。
一般的なパイン素材よりも耐久性に優れ、傷つきにくいのも魅力です。
長年使い込むことによって、深い色合いに変化するため、経年変化も楽しめるでしょう。
□まとめ
今回は、床材を選ぶ際のポイントを解説しました。
どのようなポイントを押さえて床材を選べばよいか理解していただけたでしょうか。
注文住宅の床材には様々な種類があり、それぞれメリットやデメリットがあるため、ご自分に合った床材選びが重要になります。
ぜひ、この記事を参考にご自分に合った床材を探してみてください。