
注文住宅をお考えの方で、玄関作りにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
玄関は家の顔でもあるため、強いこだわりをお持ちの方も多いでしょう。
しかし、玄関作りにはさまざまな失敗例もあります。
そこで今回は、失敗しない玄関作りのコツを詳しく解説します。
□玄関の失敗例とその対策とは?
玄関作りの失敗例にはどんなものがあるのでしょうか。
ここでは6つの失敗例とその対策方法をご紹介します。
まず1つ目は、臭いや湿気が玄関にこもってしまうことです。
家族の人数が多いご家庭ほど、靴の数も当然多くなるでしょう。
シューズクローゼットの中に靴を収納すると、どうしても中に靴の臭いがこもってしまいます。
そのため、シューズクローゼット扉を開けるたびに臭いが気になって不快な思いをすることもあるでしょう。
また、季節によって湿気も気になるという方もいるのではないでしょうか。
この対策は、喚起口や窓を玄関に作ることです。
通気をよくすることで、臭いや湿気が玄関にこもるのを防げます。
2つ目は、暗い玄関になってしまったという例です。
この失敗は、玄関に窓を作らなかったことが原因でしょう。
窓を作らなかったことによって、どの時間帯でも暗い玄関になってしまったのです。
この対策は、玄関を閉めていても光が入るように、光の入る角度や他の部屋の明るさを踏まえて窓を取り付けることです。
また、窓を取り付けた際の安全面が心配な方は、窓を高い位置に設置することによって、しっかりと防犯対策ができるでしょう。
3つ目は、収納の選び間違いです。
せっかく玄関に収納スペースを設置しても、上の方は高すぎて届かず、無駄なスペースになってしまうということも少なくありません。
その結果、ごちゃごちゃとした玄関になってしまいます。
この対策は、使う人の背丈や、動きに合わせた形・サイズの収納を選ぶことです。
また、頻繁に使うものは胸の高さに収納するといった工夫をすると、出し入れがしやすくなるでしょう。
4つ目は、玄関ポーチを狭くしすぎたという失敗例です。
玄関ポーチという言葉を初めて聞いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
玄関ポーチとは、玄関前の屋根のある出入り空間のことです。
この玄関ポーチにある程度の広さを確保しないと、家族が一緒に出入りする際、窮屈で身動きが取れなくなったり、お互いがぶつかってしまったりすることがあるでしょう。
また、雨の日では玄関の鍵を開ける際に体が濡れてしまいます。
この対策は、複数人で外出する場面をイメージして玄関ポーチに必要な広さを作ることです。
5つ目は、外からの視線を気にすることなく、玄関付近の部屋の間取りを決めてしまった失敗例です。
玄関のドアが開いたままの状態出会った場合、玄関から家の中が丸見えになってしまいますよね。
この対策は、玄関を開けた時に外から見えてしまう部分を壁で仕切り、家の中が見えない間取りを意識することです。
もし壁が不可能なら、のれんやカーテンをつけることで、同様に外からでも家の中が見えなくなるためオススメです。
□玄関をプランニングする際のコツとは?
玄関についてプランニングする際は、玄関収納、玄関のスペース、照明・採光に注目するのがオススメです。
玄関収納は、満足できる玄関を作るために欠かせません。
玄関収納は靴の他にも、雨具やベビーカー、三輪車といったご家庭のライフスタイルによってさまざまなアイテムを収納します。
そのため、収納する荷物の種類と重さに合わせてプランニングしましょう。
次に玄関のスペースは、人の出入りをスムーズに行うための場所なので、よく検討する必要があります。
玄関スペースは、奥行きより横幅を広くした方がより広く感じるのに加えて、使いやすいとされているため、ぜひ参考にしてみてください。
さらに、照明・採光もこだわりたいポイントです。
照明や採光をよく考えずに玄関をプランニングしてしまうと、注文住宅が完成した後に想像していたよりも暗いと感じてしまうことがあります。
また、照明や採光の他にも、吹き抜けを作ることで狭い空間を広く感じさせるため、照明や採光の設置が難しい方にはオススメです。
□玄関収納ができる家づくりとは?
玄関をスッキリさせたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
岐阜の注文住宅業者である当社では、生活感を出ないような玄関収納ができる家づくりを行っています。
玄関のそばに収納スペースがあると、外で使うスポーツ用品やおもちゃを収納でき、玄関が簡単に片付きます。
また、靴や上着、鍵といったものを置けるようにしておけば、リビングや部屋に置きっぱなしということがなくなり、自然と片付ける習慣も身に付くでしょう。
□まとめ
今回は、注文住宅での玄関作りの際によくある失敗例と、玄関作りを成功させるコツについてご紹介しました。
玄関は家の第一印象を決める大事な場所です。
少し工夫をするだけで広くなり、見た目もスッキリします。
今回の記事が満足のできる玄関を作る際に参考になれば幸いです。