家を建てようと思ったきっかけは何ですか？

もともとは愛知県に住んでいたのですが、子どもが生まれるのを機に、親の手も借りたいと思い実家で同居を始めました。いずれ家を建てたいという思いもあったので、同居から１～２年経過したところで家づくりを考え始めました。実家所有の土地が何か所かあったのですが、気楽に行き来できますし、子どももすぐに実家に会いに行けて便利なので、実家のすぐ隣の土地にしました。調整区域でもあったので、手続きは大変でした。

どうやって住宅会社を探しましたか？

建築地を決めた時点では、住宅会社はまだ決まっていませんでした。資料を取り寄せたり、総合展示場に見学に行ったりして、いろいろな住宅会社を検討しましたね。最初は住宅メーカーから見学して、徐々に工務店を検討していきました。10社くらい見学したと思います。建築費用、ランニングコスト、イニシャルコストを重視して検討しました。間取りは１階完結型、そしてアメリカンテイストが希望だったので、自由度の高い住宅会社がいいと思っていました。

ユーハウスを家づくりのパートナーに決めた理由を教えてください。

ユーハウスは住宅会社を調べていたら偶然知って、資料を取り寄せたりSNSを見たりしていました。SNSで「おしゃれだな」と感じたのがユーハウスだった、ということもありましたね。ユーハウスを最初に見学したときから福田さんが担当してくれました。最終的に２社まで絞って、その２社の仕様を同じグレードに揃えて比較検討したりして、ユーハウスのほうが希望の内容が叶えられそうだと感じたことと、福田さんと相性がいいと思ったことがポイントになってユーハウスに決めました。福田さんはレスポンスが良くて、期待した対応をしてもらえました。住宅会社の方はプロですが、こちらは素人なので、分からないことがあるとちゃんと話ができないと思ったので、家づくりには性能についてもしっかり勉強して臨みましたね。

家づくりでもっともこだわったことはなんですか？

まずは生活しやすい間取りにすることですね。小さい子どもがいても家事がしやすい無駄のない配置にすることはこだわりました。子どもが大きくなった後のことを考えて、長く使いやすい間取りにしました。アメリカンテイストの家にしたかったので、壁紙には特にこだわりました。パントリーや水まわりに向かうところの垂れ壁の形も工夫しました。２階のトイレはアメリカンダイナーのようなテイストが希望で思いきってコーディネートしました。クロスを選ぶときは本当に悩んで…サンプルをたくさん取り寄せて考えていましたが、だんだん何が合うか分からなくなってしまって（笑）。岡さんに相談して「こちらのほうがアメリカンテイストですよ」とアドバイスしてもらいながら決めていきました。 １階の動線は玄関から洗面・ランドリー、LDKと回遊できるようにしました。洗濯は、ランドリーとWICが近いのがとても楽ですね。買い物のあとの片付けがはかどるようにキッチンのすぐ隣にパントリーを設けました。子ども部屋は本当に子どもが使う期間は短いと思って４帖とコンパクトにしました。子どもの遊び場やお昼寝スペースとして畳スペースをつくるか悩みましたが、アメリカンテイストにしたい希望がありましたしマットを敷けば済むのでなくしました。あとは２階の廊下を有効活用して、カウンター付きのフリースペースを設けました。これから子どもが大きくなったら勉強や読書ができる場所にしたいと思っています。間取りについては、無駄なスペースがないように工夫しましたね。子どもがいると物が増えるので、隙あらば収納を設けてください（笑）、と希望して収納多めにしました。 間取りもコーディネートもパパッと決めたのに、後から「やっぱり変更したい！」と言うことが何度もあって、本当に悩みましたね。間取りは濱島さん、コーディネートは岡さんが担当してくれて、話しやすくてよかったです。子連れで打合せに行っても、キッズスペースがあるし保育士さんがみてくれて助かりましたね。うちの子もキッズスペースを「ようちえん」と呼んで、行くのをとても楽しみにしていましたよ。

入居後の感想をお聞かせください。

隣の実家に暮らしていたので、徐々に荷物を運びこんで、ゆっくり引っ越ししました。暮らし始めた最初の頃は予想以上に乾燥することにビックリしましたが、慣れてきました。実家は古い日本家屋なので寒さ・暑さが辛いと感じる日も多かったのですが、この家は全然寒くないです！家事動線や使い勝手も便利で、住み心地がいいですよ。子どもが着替えや片付けがしやすいように、収納の位置を工夫したので、自分で着替えを出してくるようになったりして成長を感じますね。

これから家を建てる方にアドバイスをお願いします。

まず友だちには収納が多い方がいいよ、とアドバイスしています（笑）。なにより、こだわって自分の好きなテイストで建てると、住んでいて気分が上がりますし幸せですよ。予算の上限があるので、こだわるところはこだわって、妥協できるところはしっかり抑えることも必要です。私たちは、自分たちのできる範囲で好きなテイストを実現できたので、ユーハウスで建てられてよかったです。吹抜けも検討したのですが、家族の生活リズムが異なるシチュエーションを想定すると音やにおいが２階にあがっていくのが気になって採用しませんでした。同じ理由で、リビング階段を採用したときに、２階にあがったところにドアをつけました。ドアが１枚あるだけで全然違いますよ。階段の上にドアをつけたら降りるときに危ないと思ったんですが、階段まで少しスペースを空けておくことを濱島さんが提案してくれました。リビング階段のおかげで開放感が出たのですが、２階にドアをつけたことで、冬場に冷気が降りてこず、暖気が上がっていってしまわないという思わぬ効果がありました。