構造について② 集成材の使用場所
こんにちは!
岐阜の注文住宅ユーハウス設計の藤澤です。
前回、住宅が完成したら見えない構造の集成材について紹介しました!
今回は構造の集成材が建物のどの部位に使用しているか紹介します!
ユーハウスの構造は部位に応じて色々な材料を使用しています。
柱には同じ強度を固めた
「同一等級構成」を使用しています。
梁には「異等級構造」を使用しています。
負荷がかかる大きな梁にはハイブリット集成材を使用しています。
↑ 構造用集成材です。
ハイブリット集成材では
曲げ応力負担の大きい外層部に強くてたわみにくいベイマツを使用し、
内層部には軽くて粘り強いスギを使用した軽くて強い集成材を使っています。
梁は構造計算によって、無垢材や耐震等級材を使用しています。
筋違(柱と柱の間に斜めに入っている木材)はLVLを使用しています。
LVLとは、単板を乾燥させ、板の繊維方向が製品の長手方向になるように
そろえて積層・圧着した建材です。
乾燥による収縮・反り・割れなどの変化が極めて生じにくいため筋違に使用しています。
↑LVL集成材です。
このようにユーハウスでは
全物件、構造計算を行い計算書を元に部位に応じて材料を使い分けています!