岐阜で注文住宅を検討している皆様に、今回はニッチの様々な楽しみ方をご紹介します。
皆様は「ニッチ」という言葉をお聞きになったことはございますか?
ニッチはもともとフランス語で「巣窟」とか「避難所」といった意味があります。
現在では「隙間」という意味を表す言葉として使われています。
そして、住宅におけるニッチとは、「壁の厚みを利用して壁の一部に凹みを造り、そこに物を飾ったり、収納をするスペース」のことを表します。
本来壁になる部分を活用していますから、空間の有効利用にもつながります。
サイズや設置場所は住宅の構造的な問題にさえ注意すれば比較的融通が利き、取り入れていただきやすいです。
設計時から関わっていただく注文住宅だからこそ取り入れられるニッチの世界をご紹介します!
□飾り棚としてのニッチ
玄関に入ってお花や絵が飾ってあると素敵ですよね。
ニッチがあれば、季節のお花や趣味の小物を飾ることも簡単です。
しかも、ニッチに素敵なタイルを貼って、おしゃれな間接照明を入れれば空間のコーディネートもグッと引き立ちます。
ニッチは奥行きがありますので、ニッチの奥まった面に好きなタイルやクロスを貼ると、それだけでニッチのおしゃれ度もUPします。
この場合、ニッチの奥行は置きたい物に合わせるのが一般的ですが、特に置きたいものが決まっていなければ、10cm前後で造っていただくとスッキリとして見えて、ニッチ自体がお家の中のおしゃれな見どころとなります。

□リモコンをすっきり見せる格納型ニッチ
お家の中には様々なリモコンが存在しますよね。
例えば、TVやエアコンのリモコン、お風呂の給湯器、床暖房、いろいろなお部屋のスイッチが集中してる大きなスイッチプレート等。
壁に付いていると、出っ張って邪魔に感じる方もおられます。
そんな時、リモコンやスイッチも壁に格納型ニッチを付けることで、スッキリ納めることができます。
見た目もスッキリして、リモコンやスイッチが集中しているので使いやすいというメリットもあります。

□料理がはかどるオリジナル調味料棚ニッチ
お料理を作っている時、「少しでも広い作業スペースが欲しい」と思ったことはありませんか?
お料理をしながら、手が届く場所やすぐ取り出せる場所に必要な物があったらお料理も今よりはかどりますよね。
キッチンの引き出し収納を利用しても良いと思いますが、対面キッチンや壁付きキッチンの場合には作業スペース前方の壁に調味料棚を造るととっても便利に使っていただけます。
料理に使う調味料を置いて、調理中に使う小物等もさっと取り出せるようにしておくのも良いと思います。
また、調味料はお気に入りのケースに詰め替えて、見た目も可愛くしておけば、おしゃれなキッチンスペースを演出できます。

□片付けも簡単!本棚ラックにもなるニッチ
新聞、雑誌がリビングやダイニングテーブルの上にあると邪魔に感じたり、片付けたいけどどこに置こうか困ったことはありませんか?
そんな時、雑誌や新聞をおしゃれに飾りながら片付けができる本棚ラックがあると便利です。
すぐに取り出せるキッチンの脇やWebコーナーの一角に設けてもおしゃれです。
すぐに使えて、すぐに仕舞える場所にあることも暮らしやすさを考える上では欠かせません。
机の上に置いてあると雑然と見えるものも、すっきりと仕舞うことができれば、お部屋を簡単に綺麗に見せることができます。
ぜひ活用してみてください!

他にもニッチの用途はたくさんあります。
例えば、玄関脇に車の鍵や家の鍵を引っ掛ける格納ニッチや、本棚や収納としても活用できる大きなサイズのニッチなどです。
冒頭でもご紹介したように、壁の奥行を利用して作るニッチは空間を有効活用すると同時に、空間を広く使えるメリットもあります。
用途は自分次第でいくらでも広がります。
注文住宅を建てる時は、皆様も当社のような住宅会社に相談をして自分だけのニッチづくりをしてみてはいかがでしょうか?
□ニッチづくりでの注意点
ここまでは様々なニッチを紹介してきましたが、ここからはニッチを造る際に注意すべきポイントを少しご紹介いたします。
*住宅の構造上の問題にご注意ください
ニッチは壁の厚みを利用して造るスペースですとご紹介させていただきました。
木造住宅の場合、多くの工法で壁の中には建物の構造を支える筋交いや耐力壁と呼ばれる部分が存在します。
また、一定間隔で構造を支える柱が配置されています。
これらのポイントでは建物の構造上壁の厚みを変えることができません。
変更してしまうと建物の強度に問題が出てしまいます。
そのため、ニッチのサイズや設置場所は住宅会社としっかり相談をして、住宅の構造上問題点がないかを確認した上で設置をご検討ください。
*断熱欠損にご注意ください
通常、家の中の間仕切り壁には断熱材が入っていませんが、外部と接する壁は断熱材で覆われています。
外部と接する壁にニッチを造ると、壁の厚みを薄くすることになるため、断熱材が入らない部分が発生します。
このような理由から外部に接する面にニッチを造ることはお勧めしません。
*奥行の大きさにご注意ください
ニッチの奥行は、通常壁の奥行以上には造ることができません。
室内間仕切り壁の場合、一般的な厚みとしては12cm~15cmほどだと考えられます。
使用する柱やプラスターボード(石膏ボード)の厚みによっても変わってきます。
つまり、この範囲内で施工可能な奥行で造るのが一般的です。
ニッチに置きたい物がこの奥行では足りない場合、壁を全体的に「ふかす」か、ニッチにしたいところをはみ出して造るような工夫が必要です。
壁を「ふかす」と、空間はその分狭くなりますのでご注意ください。
□まとめ
今回は「ニッチ」について解説をしましたがいかがでしたか?
少しの工夫で、用途が色々広がるニッチの世界は、設計から携わっていただく注文住宅ならではの楽しみが生まれる場所でもあります。
実際の施工例がもっとたくさん見たい方や、デザインでお困りの方はお気軽にユーハウスの見学会やモデルハウスにお越しください。
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