岐阜県で注文住宅を建てる予定の方へ吹き抜けについて解説します

「注文住宅に吹き抜けを取り入れたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
吹き抜けのある住宅を設計される際には、押さえておくべきポイントがいくつか存在します。
そこで今回は、岐阜県の工務店が吹き抜けについて詳しく解説します。
 

□吹き抜けのある注文住宅のメリットとデメリットとは?

モデルハウスのようなおしゃれな吹き抜けのある住宅は、非常に魅力的に見えますよね。
しかしその一方で、暮らしているうちに不便だと感じられる部分もあるでしょう。
ここでは、メリットとデメリットに分けて吹き抜けの特徴を解説します。
 

*メリットについて

住宅に吹き抜けを取り入れる最も大きなメリットは、その開放感にあります。
そもそも吹き抜けとは、上階に床を設けずに、上下を連続させた空間のことを指します。
吹き抜けが想像しづらいと感じる方は、大型のデパートやビルなどを訪れると分かりやすいかもしれませんね。
このような吹き抜けには、ダイナミックで開放的な空間をつくり出す効果が期待できるでしょう。
視線が大きく上下に広がることによって、圧迫感のない空間になりそうですね。
小さめに設計された住宅でも、吹き抜けを取り入れることで住宅全体を大きく見せられます。
さらに、吹き抜けのある住宅は大きな開口部から採光を効果的に取り入れられるため、全体的に明るい印象になるでしょう。
そのため、日中は部屋の電気を付ける必要が減りそうですね。
また、採光性が高い住宅に住むと自然と太陽光を浴びる量が多くなります。
太陽光には、紫外線のような有害な部分がある一方で、人体にとって有効であることも分かっています。
このように、健康的な暮らしをおくる上でも欠かせない重要な太陽光を上手く取り入れられる点は、吹き抜けの大きなメリットと言えるでしょう。
それに加え、吹き抜けにはコミュニケーションが取りやすくなるといったメリットも存在します。
吹き抜けのような開かれた空間では、家族の気配を感じやすいです。
誰がどこにいるのか把握しやすいと、自然とコミュニケーションも活発になりそうですね。
 
 
 

*デメリットについて

吹き抜けのある住宅は、広く開放的な空間がかえってデメリットになることがあります。
一番の問題点は、冷暖房の効きが悪くなってしまうことでしょう。
温度の高い空気は上に溜まりやすく、温度の低い空気は下に溜まるため、特に冬場の1階にある部屋は寒く感じることが多いと言われています。
さらに吹き抜けは音やにおいが広がりやすい点にも注意が必要です。
吹き抜けの特性上、こちらは仕方がないため、音を響きにくくする吸音材を設置したり、においを外に逃がしてくれる換気扇を設置したりすることで対策しましょう。
また、照明の交換や掃除などのメンテナンスに手間がかかることもデメリットとして挙げられます。
天井が高いため、電球の交換などにも脚立やはしごが必要になるでしょう。
その場合、寿命の長いLEDライトを使用して、交換頻度自体を少なくすると良さそうですね。
 

□吹き抜けを取り入れる際の注意点を解説します

結論から申し上げると、吹き抜けのある住宅を設計する際のポイントは「強度」と「温度管理」の2点です。
まずは、強度に関するポイントからご紹介しましょう。
皆さんは直下率というキーワードを耳にしたことはありますか。
直下率とは、1階部分と2階部分の柱や壁の位置がどれだけ合致しているのか示すものです。
そして、規模の大きい地震が発生した際には、この直下率が低い住宅が倒壊のリスクが高いと言われています。
広いリビングダイニングや吹き抜けは、この直下率の点でバランスを欠く間取りになりやすいため注意しましょう。
次は温度管理に関するポイントについてです。
上記のデメリットでも触れた通り、縦に長い吹き抜けの空間は、温度管理が非常に難しいと言われています。
断熱性の高い構造にしたり、空気を上手く循環させる設備を導入したりすることによって、上手く対策を行いましょう。
 
 

□吹き抜けと相性の良い設備をご紹介します

このように、吹き抜けを取り入れると明るく開放感のある住宅になる一方で、デメリットも出てきます。
そこでYOU HOUSEでは、それらのデメリットをカバーする住宅を提案させて頂いております。
YOU HOUSEで提供している「aire(アイレ)」という住宅は、高い気密性と断熱性を持った住宅に、全館空調システムの「YUCACO(ユカコ)システム」を導入しています。
この「YUCACO(ユカコ)システム」について簡単に解説しましょう。
はじめに、空調室に設置したエアコンで暖めた(冷やした)空気を送風ファンによって各階の床下へ送り出します。
その空気は家全体を調温してくれるため、家族が暮らしやすい温度を実現します。
そして調温された空気は、天井から空調室に戻って再び家中を循環します。
このように、「YUCACO(ユカコ)システム」は家庭用エアコン1台で家中の室温をコントロールし、1年を通して快適に過ごせるようサポートしてくれるでしょう。
そのため、吹き抜けのような広い空間がある住宅でも効率的に空気を循環させて、冷暖房を効きやすくするといった効果が期待できます。
 

□まとめ

吹き抜けのある住宅には、メリットとデメリットがどちらも存在します。
そのため、吹き抜けを住宅に取り入れようとお考えの方は「YUCACOシステム」も同時に導入することを検討されてみてはいかがでしょうか。
YOU HOUSEでは、このシステムを取り入れた「aire」という住宅を推進しています。
興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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