子育てを意識した注文住宅の間取りづくりとは

「子育てをするにあたって、効果的な注文住宅の間取りについて気になっている。」
「特にリビングは家族が集まる空間になるので、しっかりと考えたい。」

 

注文住宅を購入する際、子育てに適したリビングの間取りについて気になっている方はいらっしゃいませんか。
ポイントを押さえておくことで、家族とコミュニケーションを取りやすくなったり、子供の学習効率が上がったりします。

 

今回は、子育てに適した間取りについて解説します。

 

□コミュニケーションが取れるリビング

皆さんは、リビングの重要性についてどのようにお考えでしょうか?
リビングには様々な用途があるかと思いますが、家族が集まる空間であるということは間違いないですよね。
そのため、リビングは家族とコミュニケーションを取るため特に重要な空間であると言えるでしょう。

 

家族でリビングに集まって、コミュニケーションをとるためには、リビングを住宅の中心に配置する間取りが効果的です。
ただし、各年代によってリビングでの目的や効果が異なります。
そこで、子供の年代ごとにリビングの役割について詳しく解説します。

 

・就学前~小学校低学年の場合
子供の知的好奇心を育てる空間にすることが重要です。
具体的には、おもちゃや本を置いておくとよいでしょう。
子供がそれに興味を持てば、様々な知識をインプットしてくれることが期待できます。
すぐに手に取れて生活の中に溶け込むようにしておくためには、リビングに本やおもちゃを収納する場所を用意するとよいかもしれません。

 

・小学校中学年~中学生の場合
リビングに子供の学習スペースを設けることをお勧めします。
親の見守りによる安心感と適度な緊張感が、子供の集中力にも繋がると言われています。
また、子供の様子を確認しやすいので、パソコンなど、あまり一人では触らせたくないものも家族一緒のスペースでは使用させられます。

 

ユーハウスではリビングにスタディーカウンターをご提案しておりますが、家族一緒のスペースで学習する習慣づけができます。
東大生100人中76人はリビングで勉強していたというデータがあるほど、リビング学習は子供の学習能力を高める効果があるようです。

 

前述したように、親に見守られながら学習するので分からないことを親に質問したり、一緒に調べたりすることで子供に大きな安心感を与え、活発なコミュニケーションにも繋がります。
また、様々な生活音の中で自分の世界に入り込む集中力も培われるなど、リビング学習には多くのメリットがあります。

 

 

・高校生の場合
受験勉強や部活動の息抜きができるような空間を目指すとよいでしょう。
そもそも高校生くらいの年齢になると、家にいる時間が少なくなります。

 

また、勉強や部活動など、今まで以上に熱心に活動するようになるため、疲労が溜まりやすくなります。
そのため、子供にとって寛げる空間にすることが重要になってくるというわけです。

 

家にいる時間も少なくなる時期なので、子供にとって居心地の良い空間を意識し、リビングで積極的にコミュニケーションが取れるとよいですね。
子供の体格も大きくなり、身体的な大きさはほぼ大人と変わりません。
寛げる空間にするためにも、家族が揃っても窮屈にならない広さを確保できるとよいと思います。

 

 

以上のことを踏まえて子供の成長過程で必要になる要件をリビングづくりに反映させることで、家族にとって一生居心地の良いリビングづくりができるのではないでしょうか。

 

□家族とのコミュニケーションを増やすリビング階段

子供が大きくなるにつれて玄関から自分の部屋に直行してなかなか外に出てこないという話をよく聞きます。
そこで、最近の住宅づくりで主流となっているのが、リビングの中に階段を設置する間取りです。

 

家族が集まるリビングの中に階段があれば、必ずリビングの中を通って自分の部屋に行くわけですから、自然と顔を合わせることができます。
また、階段でリビングと2階が繋がることで、子供の気配も感じやすくなります。

 

 

 

□片付け上手な子供に育つエリア収納

収納を上手に取ることで子供が自然と片付け上手になることをご存じですか?
片付けができずに悩んでいる方も多いと思いますが、使う場所ですぐ取り出せて仕舞えるようにエリアごとに収納を設けることで、使ったら仕舞うが習慣づけられます。
生活動線に合わせて、自然と片付けができるように収納を設けましょう。

 

□正しい生活習慣が身に付き、子供と触れ合う時間が増える効率的な家事動線

毎日家事や仕事に追われながら子育てをしているご家庭が多いのではないでしょうか。
共働きのご家庭も多い現在、仕事で疲れてくたくたになっているのに、家に帰ると食事の支度をして、洗濯機を回して、子供をお風呂に入れるという大仕事が待っています。
時間に追われて子供とゆっくり過ごす時間も、心の余裕も持てないとお悩みの方も多いと思います。

 

そこで、生活の動線や家事の動線をしっかりと考え、効率的な間取りを作ることで大きく時間の節約ができるのです。
例えば、キッチンや洗面、お風呂が一直線で繋がっていれば、夕飯を作りながら、洗濯機を回し、子供がお風呂に入る様子も見守れます。
同時に3つの工程が目の届く範囲で進んでいくのでとっても効率的です。
移動も横方向に動けば良いだけ。乾燥機や室内干しスペース等も上手に利用すれば、時短・家事楽が実現できます。
時間の余裕と心のゆとりが生まれ、子供と笑顔で触れ合える時間を増やせるのではないでしょうか。

 

また、子供が家に帰ってきた時に、玄関付近にカバンや道具を仕舞う場所が作ってあり、洗面で手を洗ってリビングに入って来るような動線が自然と作れると、正しい生活習慣が身に付きますよね。

 

 

□まとめ

今回は子育てを意識した間取りづくりについてお伝えしました。
コミュニケーションを大切にし、生活動線や家事動線を意識して間取りを作ることで、大人の生活の質が上がると子供との関わり方も変わり、子供の心や体の健やかな成長に大きな効果を発揮します。

 

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自身の子育てや家事の経験も踏まえながら主婦(主夫)目線でのアドバイスも可能です。
子育てや家事についてのアドバイスが欲しいと考えている方のお力になれるかもしれませんので、お気軽にご相談ください。

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