注文住宅で重要な無理のない資金計画の立て方

「新築で注文住宅を検討しているが、資金計画で悩まされている」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

新築で注文住宅を考える上で、重要なポイントはたくさんあります。
その一つに、「無理のない資金計画」が挙げられるでしょう。
夢のマイホームを手に入れたが、その後の生活で悩まされるという事態は避けたいものです。

 

そこで今回は、注文住宅で重要な、無理のない資金計画の立て方をご紹介します。

 

□注文住宅の建設にかかる全体費用を把握しよう

まずは、資金計画を立てる前に、注文住宅の建設にかかる全体費用を把握する必要があります。

 

注文住宅の費用計算には、坪単価という表現を使うのが一般的と言われます。
そのため、「坪単価×坪数」で計算して資金計画を立てる方が多くいらっしゃいます。

 

しかし、上記の計算だけで、資金計画を立ててはいけません。

実は、この坪単価というのは、あくまで建物の建設費だけの費用になります。
資金計画では、それ以外に土地の購入費や住宅ローンの手数料などを含めた全体費用を計算する必要があります。

 

したがって、注文住宅の建設にかかる全体費用は、「土地購入費」「建物の建設費」「付帯工事費用」「諸経費」を合わせた金額ということを覚えておきましょう。

 

当社ではまず、金額があいまいな諸経費、付帯工事費用について説明させていただいております。
そして、その金額を差し引いた金額から土地代と建物代を決める流れとなっています。

 

また当社は、不動産部門も抱えており、土地の購入から建物の施工、アフターメンテナンスまで、不動産に関することならワンストップで対応が可能です。

 

そのため、予算に合った土地探しや建物の提案が可能となっています。
資金計画でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

□住宅ローンの借り入れ可能金額を年収から試算してみよう(2020年3月時点)

注文住宅の建設にかかる全体費用を把握することができたら、どのようにして支払っていくのか資金計画を立てる必要があります。

 

資金計画では、用意できる自己資金と住宅ローンの借り入れを照らし合わせて考えなければなりません。
まずは、自己資金として、預貯金や援助を受けることができる資金を明確にする必要があるでしょう。
そして、自己資金として使える金額が分かったら、住宅ローンの借り入れ可能金額を試算してみてください。

 

しかし、どのようにして住宅ローンの借り入れ可能金額を調べればよいのでしょうか。

 

*住宅ローンの借り入れ可能額は?

住宅ローンの借り入れ可能金額は、一つの基準として年収がポイントとなります。

 

例えば、35年固定金利1.2%、返済負担率30%、年収500万円と仮定した場合、
住宅ローンの借り入れ可能金額は、約4300万円となります。

 

同様に、
年収600万円の場合は、約4800万円。
年収700万円の場合は、約6300万円。
おおよその借り入れ可能額はこのような金額になります。
(借り入れ可能額は、住宅ローンを借り入れる金融機関によっても異なります。)

 

ちなみに返済負担率とは、年収のうち何%を住宅ローンの返済に回すのか、という割合です。
理想は25%~30%と言われています。
年収も大事ですが、この返済負担率が住宅ローンの借り入れではとても重要になってくるのです。

 

*月々の返済額は?

住宅ローンの借り入れ可能金額がある程度分かったら、月々の返済額を計算してみましょう。

 

上記で試算した年収500万円、返済負担率30%の場合、年間返済額が150万円となり、月々の返済額は、125,000円となります。

 

資金計画を立てるときは、得られる収入とこの返済額だけを照らし合わせるだけでは不十分です。
毎月の食費や光熱費、住宅ローン以外の借り入れの返済額などの合計を支出として、生活が成り立つのかを考えなければなりません。

 

ここで試算した年収500万円、返済負担率30%の場合では、正直厳しいものになるでしょう。

 

このように、実際に年収から計算をして借り入れ可能金額を試算し、現在の生活を考慮して返済できるのかを考えることがとても重要です。

 

もし、返済が難しいと判断した場合は、予算の削減を選択肢の一つとして考えてみてください。

 

 

夢のマイホームを手に入れたとしても、その後の生活を圧迫するのでは本末転倒ですよね。

 

無理のないご予算に合わせて最適なご提案をさせていただきますので、資金計画にお困りの際はお気軽にご相談ください。

 

 

□まとめ

注文住宅を検討しているが、資金計画に悩まされているという方に向けて、重要なポイントをご紹介してきました。

 

家づくりでは、デザインや間取り、外観など考えることがたくさんあります。
その中でもやはり、無理のない資金計画を立てることは、とても重要なことでしょう。

 

注文住宅を建てたことで今後の生活がより豊かになるよう、資金面でも、予算と返済の計画をしっかりと立てるようにしてくださいね。

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