月々のランニングコストがかからないのはどんな家?

「マイホームを持ちたいけど、できるだけ安くすませたい」と、お考えの皆さん。
マイホームにかかる費用は、最初にかかる建設費用だけだと思っていませんか?
実は、それだけではなく「ランニングコスト」についても考えなければなりません。

 

そこで今回は、ランニングコストが比較的かからない家とは、いったいどんな家なのか、ご紹介していきます。

 

□良い家はランニングコストが抑えられる?

そもそもランニングコストとは、「光熱費」や「修繕費」といった「家に住むために定期的にかかる費用」のことを言います。

このランニングコストを加味すると「1000万円で建てた家であっても、長い目で見れば2000万円で建てた家とトータルの費用が変わらない」なんてこともありえます。

日々の生活にかかる費用は、一見安く思えますが、何十年も過ごすことを考えるとその金額は大きくなってしまうからです。

そのため、家を建てたり選んだりする際には、どれくらいランニングコストを抑えられるかにも注目して、できるだけ日々の出費を抑えるような家づくりを心がけましょう。

 

マイホームにかかる代表的なランニングコストも、簡単にご説明します。

 

 

*固定資産税・都市計画税

土地・建物にかかる税金として、固定資産税・都市計画税があります。

下記のように算出されます。

固定資産税=固定資産評価額×1.4%

都市計画税=固定資産評価額×0.3%

20204月時点)

 

ここから軽減措置が適用されるため、

年間で10~20万円程度を支払っている方が多いです。

 

*火災保険・地震保険

住宅に対する保険も必要になるケースがほとんどです。

年間15000円~10万円程度の保険料を支払っている方が多くなります。

建物の構造や保障の範囲によっても変わるため、各個人によって保険料は大きく変わります。

 

*修繕費・水道光熱費

定期的な外壁や内装のリフォームにかかる修繕費も必要になります。

修繕費に関しては、修繕の内容によって金額がかなり大きく変わるため、具体的な金額はお伝えできませんが、5年、10年に一度の周期で何らかの修繕を行う方が多いようですね。

ファミリー世帯の水道光熱費は、総務省の統計によると月2万円が平均と言われています。

 

このように住宅のランニングコストは様々あるのですが、工務店の腕の見せ所としては光熱費の部分になります。

今回は光熱費に焦点を当てて、光熱費を下げる家づくりについても解説したいと思います。

 

□気密性や断熱性を高めると光熱費は下げられる

日々の暮らしの中でランニングコストを下げるには「光熱費を下げること」が重要になってきます。

暑い夏場や寒い冬場にかける冷暖房はかなりの電気代になりますよね。

そんなとき、もしも気密性が高い丁寧な設計で、断熱性の高い素材を使って建てられた家なら、冷暖房にかかる電気代を、ストレスを感じることなく節約できます。

今回、「気密性」「断熱性」という言葉が出てきましたが、意味合いは少し違いますので、簡単にご説明します。

 

 

*気密性が高い家とは?

気密性は簡単にお伝えすると、

どれだけ壁が密閉されているか?

ということを表しています。

気密性が高いと隙間風などを防ぐことができ、外気が室内に侵入しづらくなるため、室内の気温を一定に保ちやすくなります。

結果的に、省エネルギーで空調の管理ができます。

また気密性が低いと、室内に隙間が多くなり、発生した結露が壁の中に浸水し、壁の内側で結露してしまうことがあります。

そうなると、知らない間に建材が腐敗し、建物の老朽化に繋がります。

気密性の高い家ではこういった危険性も防げます。

 

*断熱性の高い家のメリット

先ほど気密性についてお伝えしましたが、どれだけ壁が密閉されていても、どうしても熱は壁を伝って逃げたり入ってきたりします。

これを防ぐために、断熱材というものを壁に使用します。

断熱性とは、この断熱材の効果によって、

どれだけ熱が伝わりにくいか?

ということを表しています。

先ほどの気密性が高い家のメリットと同じですが、断熱性の高い家では外の気温や直射日光の影響を受けにくいため、空調を使用していない部屋があっても家全体の気温を一定に保ちます。

こちらも省エネルギーで空調の管理ができます。

 

またストレスなく部屋移動ができる、というメリットもあります。

夏場や冬場、空調が効いている部屋から効いていない部屋への移動は、温度差があるため高齢者の方にとってはヒートショックの可能性も出てきます。

しかし、断熱性の高い家ならば、家全体が外気温からの影響を受けにくくなり、部屋間の温度差による体の負担も軽減されます。

 

以上が気密性と断熱性の高い家のメリットです。

他にも、遮音性に優れているなどのメリットもあります。

気密性・断熱性を意識すると、ランニングコストを下げられるだけでなく、家の中で快適に過ごせるでしょう。

当社では、断熱材に、より断熱性の高い発砲ウレタンを使用しており、高い効果が期待できます。

 

□まとめ

今回はランニングコストが比較的かからない家について紹介しました。
家は何度も買い換えるものではありません。
日々を快適に過ごせて、ランニングコストも下げられるマイホームを検討してみてはいかがでしょうか。

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