注文住宅の外観をおしゃれに!岐阜でマイホームを建てる方へ

岐阜県で注文住宅をお考えの方にこだわりの外観を演出する外壁材についてユーハウスが詳しく解説いたします。

せっかく注文住宅を建てるのなら、室内の快適さだけでなく、外観や内装にもこだわりたいですよね。


今回はその中でも外壁材について詳しく解説いたします。

 

 

□住宅の印象を決める外壁

皆さんが街を歩いているときにお家を見て、

わぁ、おしゃれなお家だなぁ

このように思った経験はありませんか?

 

実は、家の印象の大半は外壁で決まります。

今回は近年人気の3つの外壁材について詳しくお伝えします。

 

①窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメント質と繊維質などの原料を板状に形成したものです。

住宅の外壁材としては、近年最もポピュラーなものと言えるでしょう。

コスト、機能性、デザイン性など総合的に優れていて、近年は色柄も非常に豊富です

また、光触媒技術や親水加工技術の進歩で汚れが付きにくい、若しくはセルフクリーニング効果のある外壁材も多く出ています。

 

デメリットとしては、外壁材の継ぎ目に使用するコーキング材に経年劣化によるひび割れや変色などが数年で出てくることがあります。

特に太陽光が強く当たる場所などは劣化が早いです。

通常、サイディングのメンテナンス周期は10年前後と言われていますが、コーキング材はサイディングより早く劣化します。

最近ではサイディングとコーキング材ともメーカーが30年保証を付けている商品もあります。

 

その他、サイディングの継ぎ目自体をなくして、施工する商品なども出てきています。

技術の進歩によって長く美しい状態を維持できる商品が増えると、みなさんにとってもご負担が減って良い影響ですよね。

 

また、窯業サイディングは燃えにくい素材であり、耐火性にも優れています。

強度もあって地震の際は揺れに対して変形が少なく、モルタル等の外壁材に比べれば軽量なので建物に伝わる振動の増幅も、重量のある外壁材と比べれば少なく済みます。

 

②金属系サイディング

金属系サイディングは金属板を成形・加工して断熱材を裏打ちした外壁材です。

表面の金属板には、ガルバリウム鋼板、アルミニュウム合金、ステンレス鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板等があり、金属板の種類により耐久性や価格に違いがあります。

 

近年住宅の外壁材として最も人気があるのは、ガルバリウム鋼板です。

その理由は、耐用年数やコスト等の総合力で他の金属と比較して優れているからです。

ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55% 、亜鉛43.4%、シリコン1.6%で構成されており、アルミニウムの耐食性(腐食の反応速度)と亜鉛の防食作用(金属が腐食するのを防ぐ作用)によって20年以上の長期に渡り錆を防ぐほど良いとこ取りの金属なのです。

また、薄くて軽いため、耐震性にも優れています。

金属サイディングは窯業サイディングと比較して、柄や色のバリエーションは多くありませんが、シンプルでモダンなイメージの住宅には非常に適しています。

 

デメリットとしては変形しやすく傷がつきやすい点が挙げられます。

ガルバリウム鋼板を例にとってご説明すると、一般住宅に使用される鋼板の厚みは0.3mm~0.5mm程と非常に薄く、被膜も薄くなっており、少し力が加わったり、物が当たることで傷やへこみができやすいデリケートな素材なのです。

傷やへこみが原因で錆や腐食が進む事もありますのでご注意ください。

 

また、メンテナンスがいらないと考えている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

メンテナンス周期が長くなるだけでメンテナンスは必要となります。

使用状況によってはメンテナンス時期が早まる可能性もあります。

例えば、傷やへこみがあるまま放置した場合です。

そのまま放っておくと腐食が進みます。

外部環境や使用状況によって変化しますので金属系サイディングを選ばれる際は注意しましょう。

 

 

③モルタル

モルタルとは、砂とセメントを水で練って作る素材で、コンクリートに似た印象です。

モルタル下地の上に様々な素材を塗って仕上げることが一般的で、「塗り壁仕上げ」と呼ばれることもあります。

仕上げ材は自然素材の漆喰や樹脂などを混ぜた「ジョリパット」など様々なものがあります。

現場で左官職人が手塗りで仕上げる場合が多く、デザイン性に優れています。

塗り方にも様々な方法があり、同じ素材を使っても塗り方によって質感やデザイン性に違いが出せるので人とは違う印象を持たせたい方にはおすすめです。

 

デメリットは価格が高額になることと、ひび割れや白華現象※(エフロレッセンス)などが起きやすいことなどが挙げられます。

塗り壁は左官職人が仕上げ材を手塗りして仕上げていきます。

成形された板状の壁材を張るのとは違い、非常に手間暇が掛かります。

仕上げ材を塗る前の下地壁造りでも多くの手間を要する分コストは高額になります。

そして、ひび割れや白華現象も仕上げ材に何を使うのかで差が出ます。

ここでは自然素材を主成分とした漆喰とアクリル樹脂を主成分としたジョリパットで違いを見てみましょう。

 

※白華現象とは、コンクリートやモルタル、木材などの建築材料の表面上に白い模様が浮き出る現象です。

この白い模様は、塗り壁の成分水酸化カルシュウムが空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムとなったものです。

塗り壁等を急激に乾燥させると発生しやすくなります。

 

漆喰は石灰岩を焼いた後、砕いて水と反応させた水酸化カルシウムが主成分です。

学校のグランドに白線を引く「消石灰」と同じです。


アルカリ性が強く消臭、防カビ、殺菌効果があります。

最近ではインフルエンザウイルスを死滅させる効果も報告されています。

 

外壁材としては、静電気を溜めにくい性質があり、表面に埃を寄せ付けず長い間美しい外観を保つことができます。

また、調湿性や遮熱効果もあるので、外壁に漆喰を使うと夏の暑い日差しを遮り室温上昇を和らげてくれます。

外壁材としても内装材としても優秀な素材ですね。

 

ただし、繋ぎに弾力性のある樹脂等を利用しない為、弾性がなく下地の収縮に追随できません。

表面に細いひび割れ(ヘアークラック)が入ることがあります。

補修材もありますが、繰り返しひび割れが入る場合があります。

構造的には問題ありませんが見た目が気になる方はご注意ください。

 

一方、ジョリパットはアクリル樹脂が主成分となっており、素材に弾性があってひび割れに強い塗り壁です。

防カビ、坊藻性能、退色性を有するタイプもあります。

カラーバリエーションも豊富で、オリジナリティーのあるデザインも実現しやすくなります。

漆喰ではできないカラーも出すことができます。

また、仕上げ方も左官だけでなく、ローラー仕上げ等バリエーションが豊富です。


漆喰は東洋、西洋問わず歴史的建造物にも多く使われてきた自然材です。

自然の作用を利用して、永続的に効果を期待できます。

経年美化が多くの建築物で実証されています。

 

一方、ジョリパットは塗り壁のデメリットであるひび割れなどの問題をカバーでき、豊富なカラーや仕上げ表現を可能にしています。

ただし、漆喰の自然作用として生まれる多くの効果は期待できません。

 

 

□まとめ

今回は人気の外壁材をご紹介いたしました。

それぞれ似合うテイストやメリットデメリットが違います。

どんなものを選べばよいのか迷ったらユーハウスのスタッフへお気軽にご相談ください。

素材の違いや特徴を知ることで自分らしい家づくりをしてくださいね。

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