モデルハウスの見えない力
こんにちは
岐阜の注文住宅と言えば ユーハウス 設計の奥田です。
江南モデルハウスのオープンが今週末に控えてます!
全館空調システム「ユカコ」と
住宅用制振ユニット「ミライエ」を
搭載したモデルハウス!
私ども設計チームもオープンにワクワクしています。
さてこちらのモデルハウス 構造躯体はいたってシンプルです。
木造軸組在来工法で耐震等級は3
躯体の接合金物も在来工法用の金物を使用しています。
今日は柱の柱脚金物について少しお話ししましょう。
下の写真をご覧ください。
これは柱と基礎を接合する金物です。
(写真はビスどめホールダウン)柱と土台
以前にお話ししたように建物に揺れが生じた場合
耐力壁や剛床で耐えようとします。
柱も引っ張られたり押されたり頑張っているんです。
構造計算を行った結果、引張力の大きい箇所ほど
引張耐力の大きい金物を使用します。
すべての土台は基礎と接合されているので
引張力の弱い箇所は土台と柱を接合するだけでよいのです。
(↓写真中 長いボルトはホールダウン金物
短い方は土台用アンカーボルト)
しかし 引張力が強いと土台を強く引いてしまい
土台の破損につながります。
そこで根元から頑丈なコンクリートの基礎に
金物を埋め込んでしまおう!
基礎と柱をつなごう!
というのがこちらのホールダウン金物なのです。
次の写真は土台と柱の間に挟み込む金物です。
(↓写真はめり込み防止プレート)
大きな荷重がかかる柱が 土台にめり込むのを軽減します。
土台の材種によってもめり込む度合いが違います。
こちらも構造計算を行った結果に基づき配置されます。
局所的な力に弱い木材を 助ける役目が
この めり込み防止プレート なんですね。
(下の写真は荷重が大きく、引張力も大きくかかる柱の例)
↑向こう側に見えるのが筋違プレート
柱についているのが↑ホールダウン金物
柱の下横にみえるのがめり込み防止プレート↑です。
丈夫な家は足元から!見えない部分も安心施工!
ユーハウスの注文住宅は全棟丁寧に構造計算を行います。
おうちを建てるならぜひユーハウスにお任せください!
次回も躯体周辺についてお話ししますね~(^^)/