岐阜の注文住宅ユーハウス設計の前田です。
今日は前回に引き続き住宅瑕疵保険についてのお話です。
前回、瑕疵保険には現場検査があるとお伝えしました。
瑕疵保険を適用するためには、建物の建築途中で現場検査を受ける必要があります。
要は図面通りにきちんと施工されているかを確認するのが目的です。
現場検査の回数は建物の階数によっても異なります。
一般的な2階建ての木造住宅ですと下記のタイミングで2回検査を実施します。
・基礎配筋工事完了時
基礎にコンクリートを打設する前の状態での検査
・上部躯体工事完了時
棟上げ後の柱、梁等の構造が見えている状態での検査
下の写真は基礎配筋工事を終えて検査を受ける状態の現場です。
この様にコンクリートを打設する前の配筋が見える状態で検査を受けて、
配筋の本数や間隔等を確認します。
次に上部躯体工事完了時に行う検査時の現場の様子です。
建物の中は柱梁といった構造体が全て見えており、
耐力壁である筋交いの有無や柱や梁の位置等について確認します。