敷地調査とは?
こんにちは!
ユーハウス設計の藤澤です。
今回は敷地調査について紹介します。
敷地調査とは?
建築基準法などの規制に沿って、どんな家が建てられるのかを調査することです。
3つに分けて調べていきます。
1 現地調査
現地調査では、土地の形状を調査します。
・現状:宅地、田、畑、駐車場
・解体・既存建物状況:構造、大きさ
・埋設物:上水、下水、ガス
・架線:電話・電柱の位置、高圧線状況、敷地上空に電柱支線の有無
・擁壁等:法面、擁壁、CB積等の状況・高さ
・水路の有無:位置、幅、深さ
・道路状況:幅員、側溝(H、W)
・敷地状況撮影
・測量
など、目視で現地の状況を細かく調べます。
2 役所調査
役所調査では、その敷地のある市役所や町役場などの行政機関にて、
敷地に関連する法律・条令などを調査します。
行政機関ごとに提出物や届出書が異なります。
・都市計画等規制調査:用途地域・防火指定・建蔽率・容積率・斜線・その他規制
・道路の種別・後退方法・番号
・認定道路明示の有無
・上水道埋設管
・下水道埋設管
・埋蔵文化財包蔵地の有無
・各関係法令の調査:宅地造成規制法・河川法
など、現地で確認した状況をお伝えしながら、敷地について調べます。
3 法務局調査
法務局調査は敷地の管轄内の法務局、またはインターネットにて
土地の権利関係などを調査します。
・公図
・登記簿謄本(土地・建物)
・地積測量図・建物図面
敷地によって、制限内容が異なります。
制限が多いなと感じるかもしれませんが、快適な住まいと暮らしのためにとても必要なルールです。
今後もきちんと敷地調査をした上で、家づくりのお手伝いをしていきます。