設計のお仕事 聞き取り調査
こんにちは 岐阜の注文住宅ユーハウス
設計の奥田です
ゴールデンウイーク 皆様はどのように
過ごされましたか？
奥田のゴールデンウィーク
前半は『スッキリタイム』
家に溜まった不用品を処分したり
季節物を入れ替える事に徹しました。
あちこちの根強い雑草と戦い、花の苗を植え、
ようやく気持ちの良い庭になりました。
そして後半は『エンジョイタイム』
学生時代の友人と会い
楽しいひと時を過ごしました。
学生時代、建築科でともに過ごした友人の居宅が
昨年完成！
友人一家は新しい家で初めての冬を過ごしました。
自作の自宅の快適さを存分に語ってくれたのですが
その中で面白い事を紹介します。
①『北の窓をあなどるな！』
②『ハイサイドライト（高窓）は北向きが良い』
友人宅の間取りはダイニング・リビングを中心に
各個室や水まわりへとつながり
動線に無駄がありません。
平屋で各居室の収納スペースが大きく
無垢材をたっぷり使ったなんとも優雅な家です。
リビングを南の中心にしたので寝室は北東角。
この寝室は北と東に中窓を設けたのですが
それがとても明るいそうです。
特に北面の窓！
朝の目覚めが良い！！
※イメージ
寝室だけど日中もずっと居たいくらい
明るくてお気に入りの部屋ですって。
トイレにも北面に小さな窓があるのですが
その窓も自然の光で明るく
とても気持ちが良いそうです。
「私の好きな部屋は『寝室』と『トイレ』」と言い
『北の窓は大事だよ！』とも言いました。
北面の光と明るさと居心地の良さの関係は
いったい何でしょう？
リビング南の掃き出し窓が部屋を明るくしますが
ダイニング、キッチン…と北へ奥行きが増して
段々その光が届かなくなります。
（それは想定済みでした）
しかも南隣地の家が二階建てで
まあまあ影を落としてくれるそうです。
ということでダイニング・キッチンの真上に
『ハイサイドライト（高窓）』を設けました。
※ハイサイドライトイメージ
屋根形状は南北流れの段違い切妻です。
段差部分の立ち上がり壁へ『ハイサイドライト』を
設けることが出来ました。
この『ハイサイドライト』太陽の角度にかなり
影響を受けているそうです。
太陽の角度に影響を受けるということは
床に落ちる光と熱の位置が季節や一日の中で
大きく変化していくということです。
友人はとても心配になりました。
このままでは夏、キッチンカウンター上に
『ハイサイドライト』の光と熱が届くのでは？
食品が傷んでしまうかも？
確かに…まだ夏を迎えてないので
これからが心配ですね。
そしてぼそっと言いました。
『ハイサイドライト』北向きにすれば良かった
…かも。
実際に住んでの貴重な意見ありがたく
頂戴しました。
次は夏の感想きかせて下さい。
