設計のお仕事 女性の働き方

こんにちは ユーハウス設計の奥田です。

先日3月8日金曜日は『国際女性デー』でした。

だからというわけではないのですが…

30数年前の就職時のお話しをします。

 

当時学校の就活担当の職員や先生がたが

私達の行く先を斡旋(紹介)してくれていました。

建築科にいた私はもちろん建築関係の仕事に

就きたいと思い勉学に励んでいました。

私の就職活動時は『男女雇用均等法』施行されて

まもなくでした。

求人側企業は男子学生を欲しがっているにも関わらず

求人の条件に『男子が欲しい』とは書けません。

ですから学校側も女性である私に薦めて良いか迷い

また企業にぶっちゃけ女性を採用してくれますか?

とたずねてくれていたとも聞きました。

 

卒業後私は某紡績会社系列のハウジング事業部に入社

現場監督として又設計、積算を

(見習いではありますが)頑張っていました。

今は『男女雇用均等』は当たりまえで土木業・建築業に

女性の監督がいても当たり前ですが

当時は珍しいかったのですね。

某紡績会社の工場を増築工事中、

トランシットを覗く私に

工場に勤務する女性達が励ましの声を

掛けてくれました。

集団就職で岐阜へやってきた彼女達は

いつも明るくたくましく素敵な先輩方でした。

 

うれしい事もありましたが

不満に思っていた事もあります。

それは同期の同年齢の男子が本社採用で

女子が営業所採用のみである事。

職種が男女とも同じ「現場監督」から

スタートであるのに採用が本社かどうかで

研修を受ける機会や給与や昇進に差が出る事が

とても不満でした。

もうかなり昔のお話しです。

 

今 私はユーハウス事業部の設計課という

『女性比率の高い職場』に勤務しています。

設計スタッフすべてが建築士の資格を取得し

責任を持って業務にあたっています。

昔は男子に負けるもんかと思って仕事してましたが

今は自分の老いに負けるもんかとパソコン駆使して

設計業務に励む奥田なのです。

 

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ショールーム Rakurashie