経営審査




昨日は、経営審査がありました。
聞き慣れない単語かも知れませんが、
公共工事を受注しようと思っている建設業者は、
1年に1回必ずこの経営審査というのを受けなければなりません。


これは、建築工事でも土木工事でも電気、水道工事でも
建設業の許可を受けている業者はすべて受けないと
公共工事に参加する資格が与えられないんです。
今は、経営(経営審査を略して経審と言っています)の書類と
公共工事の指名願いが連動しているため、
何が何でもこれをやらないといけないんです。


公共工事を実際やる現場監督は、
受注した工事を品質、工程、安全、原価の管理をして完成させます。
それを発注者に実際に完成させた成果品と書類を提出して
それに対して点数がつけられます。
これが会社の点数になり、担当した現場職員の評価にもなるんです。


これに対して、この経営審査は主に会社の財務面の評価になります。
これによって、会社が公共工事に参加する時のランクになります。
例えば、建築Aランクとかです。
(大雄は建築、土木とも岐阜県、各務原市ともにAランクです。)
この書類(決算書、工事台帳、注文書、など帳簿類すべて)を作成するのが、
総務部の仕事なんです。


これが、パソコンがあるとはいえかなりの仕事なんです。
ですから、この経審は総務部の社員にとっては、
1年の中でもメインイベントなんです。


そんな経審に私がなんで行くのかというと、
持って行く帳簿類が膨大な量になるんですが、
会場の岐阜の総合庁舎にはエレベーターが無いんです。
お判りですね、荷物持ちです(いわば赤帽ですね)。


今年も無事に終了することが出来ました。
総務部の皆さんご苦労様でした。

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ショールーム Rakurashie