国際陶磁器展美濃

昨日は、朝9時から当社社員のY君の自宅新築工事の地鎮祭でした。
その後、多治見にあるセラミックパークMINOに行って来ました。
目的は、最近新聞で盛んに掲載されている
第9回国際陶磁器展美濃 の展示を観るためでした。


私自身特別陶磁器を見る趣味があるわけではないですし、
何でも鑑定団 のごとく価値が分かるわけではないです。
でも、ちょっと話題になる展示会などがあると、
取りあえず見ておこうと思って出かけます。



会場に到着すると、まず駐車場に溢れんばかりの車の多さにビックリでした。
今までにこの施設に数回来たり、
前面の道を通ったりしてますが、
こんなにこの駐車場が一杯なのは初めて見ます。
それだけこのイベントの関心度が高いのかと
入場する前から期待が膨らみます。


こちらの施設に行かれた方は知ってみえると思いますが、
この施設は山の麓に建設されているんですが、
自然を極力壊さないように配慮されて建築されています。
まず会場に行くには駐車場から谷を越えるブリッジを渡り、
それから100メーターを超えるトンネルを抜けなければなりません。
今回はイベントに併せてこのトンネルのなかで、
瀬戸物市をやっていました。





会場前の広場では、新人陶芸作家が自分の作品を展示販売もしていました。
もともとこの施設は岐阜県の施設で管理運営も県がやっていました。
以前来た時(5~6年前)は美術館的な要素が強い施設でしたが、
格式が高い分 遊び の要素が少なく、
どちらかと言うと(わたし的に言うと)つまらない?施設でした。
それが、今回誰がプロモーションしているのか知りませんが、
この変貌ぶりは凄いです。
お祭りにしてしまっているんです。


私は、その広場で21歳の新人作家の作品に目が止まり、
その作家と色々と話をして 2600円の真っ白なご飯茶碗を購入しました。
(藤田直樹という作家で、11月の2日から8日まで松坂屋で陶展をやるそうですよ。)
広場では、お好み焼きやたこ焼き、ドリンクコーナーもあって
正にお祭りそのもので、30分ほどその雰囲気を味わっていました。
(わたしは、この出店に弱いんです。何か買わずにはいられません。)


その後やっと入場券を購入して会場に入って行きましたが、
なんと、その陶磁器展とは別に 『塩川コレクション』の展示をやっていました。
これは200点以上の『ロイヤル コペンハーゲン』及び
『ビング オー グレンダール』の展示でした。
誰もが憧れる ロイヤル コペンハーゲン ですので、
まずはこっちだ と観ました。
あるコーナーでは、学芸員の方が作品の特徴や説明をしてくれて、
大変有意義な時間を過ごしました。


その後、お目当ての国際陶磁器展のブースに入って行きましたが、
その時分にはもう疲れ果ててしまって、
入賞した作品を観るのが精一杯でした。
なんせこれも会場に190点ほど展示されているんですから、
とてもゆっくり観る気力が残っていません。(申し訳ありません。)


建物の中でも東濃地区の物産展とか、
茶会などが催されておりこちらも賑わっていました。
同じ施設でもプロモーションの仕方によって
こんなに違うのか という見本を見せられたようなイベントでした。
芸術の秋 行楽気分でいかがですか?
楽しめますよ!

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