夢をかなえるコツ

15日の土曜日は私が卒業した高校の40周年記念会がありました。
その記念授業の一つに記念講演会があったんですが、
その演題がタイトルの『夢をかなえるコツ』でした。
講師は福島大学の教授の 白石 豊先生でした。


知ってみえる方は多いと思いますが、
サッカー ワールドカップ日本代表 岡田武史監督のチームづくりをサポートして、
日本代表が世界ベスト8を成し遂げた影の功労者だそうです。
プロ野球では 日本ハムファイターズ(2001年~2004年)
下柳剛投手(阪神タイガース、2005年セリーグ最多勝)
スピードスケートの田端真紀選手(バンクーバーオリンピック、銀メダル)等々
 
主にトップスポーツ選手のメンタルトレーニングの指導を行い、
成果を挙げてみえるかたです。
その講演が大変良かったので、少しだけ紹介したいと思います。


やっぱりサッカーワールドカップ日本代表の岡田監督の挑戦
についてが一番興味深かった(知らない部分が多かった)です。
岡田監督がなぜ横浜マリノスの監督を辞めたのか?
当時Jリーグを2連覇していた横浜マリノスを引っ張っていた岡田監督ですが、
それは、岡田監督の理詰めのサッカーを選手達が忠実に実践してくれていたおかげでした。
ところがある日、選手たちが監督のイエスマンとなり、
操り人形化していたことに気づきます。
それでは、日本一がせいぜいで、
とても世界には通用しないと思い始めます。
自らクリエティブにプレイできる選手 を育てるためにはどうしたらいいか?
その 秘密の鍵 が見つかるまでということで監督を辞任されたそうです。


2007年12月 岡田監督は突然日本代表監督に就任します。
ところがそれはオシム監督が病気(心筋梗塞だったと思います)になり、
監督を続けることが出来なくなり、
岡田監督に対して監督就任の要請を断ることが出来なかっただけであり、
秘密の鍵 が見つかった訳ではなかったそうです。


そこで岡田監督は福島大学の白石先生のもとに通い、
『自分や自分たちの可能性を制限している誤った思い込み』 に気づき、
選手達の技術的な指導と併せてメンタルトレーニングを導入したそうです。
そしてワールドカップで ベスト4 という途方もない目標をたて、
それに向かって進んでいったそうです。
(あらすじになってしまって中身が伝えられなくてすみません。)


私は、自宅に帰ってからすぐに、
白石先生の最新刊の『日本人を強くする』という本を
アマゾンで購入しました。 ( ← 単純でしょ。本当に影響受けやすいんで。)
学生向けの話ではありましたが、
仕事でも十分に生かすことができる内容でした。
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。
白石先生のレジメの最後に書かれた言葉です。

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ショールーム Rakurashie