やってしまいました。




18日の夜は博多での食事でした。
夕食は、魚料理中心の居酒屋で食べましたが、
ここまで行くとやはり中洲の屋台に顔を出さないわけにはいきません。
全員ではありませんでしたが、
7~8人は繰り出して行ったと思います。
屋台では、長野県、神奈川、東京のお客さんと話をすることが出来て、
時がたつのも忘れて楽しい時間を過ごす事ができました。
屋台のおでんや豚骨ラーメンも美味しいですが、
この見ず知らずのお客さんとの交流は本当に楽しいものです。


さて、ここで一つ告白しなければならないことがあります。
この旅行の最終日のことです。
朝、ビジネスホテルのお風呂(シャワー)に入ったんですが、
身体もすべて洗って出る時のことです。
浴槽の中から手を伸ばせば届きそうな所にバスタオルが掛けてあったので、
そのタオルに手を伸ばした時に
浴槽の中で足がツルンと滑ってしまったんです。


私は浴槽の頭で脇腹を打ち外に転がって出てしまいました。
凄い傷みと息が出来ないくらいのおもいをしました。
それでもしばらく休んだ後平静をとりもどして、
身支度をして部屋をでました。
傷みは打撲なのでいずれとれるだろうと思っていましたが、
咳払いをした時に今まで経験したことのない傷みと息苦しさを感じたんです。


1度はバスに乗り込みましたが、
最初の見学場所の福岡タワーの駐車場でみんなと分かれて病院に行くことにしました。
病院へは、バスの運転手さんがあちこち探し回って送ってくれました。
土曜日なので休診の所も多かったですが、
3件目で巡りあった病院が 福岡記念病院 でした。



そこの外科にて診察してもらったんですが、
問診の後、先ず検査をしましょうということになりました。
CT、レントゲン、腎臓のエコー(血尿が出たので念のため)
レントゲン以外はすべて寝た状態での検査であったために、
たいへん辛いものでした。(寝るときと起きあがるときが痛いんです。)


すべて終わって最初の外科の先生の所に呼ばれました。
第一声が、「見事に折れてますな!」
「どうしたら、こんなになったんですか?阿部さんの体重のせいかな?」
と最初は難しい顔をしていた先生が笑いながら話されるのです。
「先生、笑うと響くので、笑わせないで下さい!」
とお願いしましたが、その後はCT画像を見せて貰いながら説明を受けました。


結果的には、肋骨が背中側で4本骨折しているそうです。
上から、8番目、9番目、10番目、11番目だそうです。
そして肺の中に内出血をしているそうです。
腎臓に大きな損傷は見られないそうです。
以上の検査結果を聞かされた上で、
先生からは、「内出血の件もあるので、2から3日の入院を勧めます。」
と言われました。
  
たいへん悩みましたが、自己責任で帰ることにしました。
4本骨折していることが分かると怖いというより、
何故かホッとしたほうが強かったですね。
そして心配をかけた添乗員さんや理事長の伊神社長に経過報告をしました。
そしたら狭い飛行機で帰るより、
ゆったり座れる新幹線で帰ったほうがいいのでは?
とアドバイスをして頂けたのでそうすることにしました。
帰りは旅行に一緒に参加していた当社の常務が付き添ってくれたので、
荷物などすべて持ってくれたので本当に助かりました。


色んな方々に迷惑を掛けた旅行は終わりましたが、
教訓としては、『いつまでも若いと思っていたらあかんぞー!』
と言うことです。
滑った時、転びそうになった時今までは普通にできていた受け身が、
とっさに出来なくなっているんですね。
ちょっと悲しいですが、これから気おつけます。

ショールームで私たちとお話しませんか?

ショールーム Rakurashie