小鯛の笹漬け

また社員旅行の続編になってしまいますが、
そう言えば、小浜と言ったら超有名な名物がありました。
『小鯛の笹漬け』というものなんですが、
海辺の観光地には似たような海産物とかその加工品が全国各地で見られます。
しかし、この『小鯛の笹漬け』なるものは小浜しか見たことがありません。


私は、この笹漬けが大好きで小浜とか敦賀の『さかなセンター』などに行くと、
必ず土産に買って帰り酒の肴にしています。
今回旅行の朝、当社の関さんが見送りに来てくれました。
その時、｢小浜に行ったら『津田孫兵衛の笹漬け』を買ってこないとダメだよ。」
と教えてくれました。
今まで、どこの店の笹漬けが美味しいなんて考えてもみませんでしたが、
そういえば、作っている店店で味が違うのは当然のことです。
自分でも福井の鯖のへしこはココ、琵琶湖の鮒寿司はココというように、
自分の舌に合う店を決めていました。


今回、昨日書いた理由により、
朝７時４４分の電車に乗らなければならなかったので、
その土産を自分で買いに行くことができませんでしたので、
常務に買って来てもらうように頼んで帰りました。
それがこれです。



旅行から帰って来る社員を出迎えて、
常務からお目当ての『津田孫兵衛の笹漬け』を受け取り、
晩ご飯に早速封を開けました。
すずめ鯛と書いてあるとうり本当に小さな鯛なのですが、
本当に見事な仕事がしてあるんです。


小さな樽の中に長さ５センチほどの鯛がビッチリ漬け込まれているんですが、
１層に２～３枚ほどの鯛が昆布で昆布締めされて幾重にも重なっているんです。
味も全く上品で、塩加減といい、昆布の出汁加減といい申し分ありません。
こんな笹漬けは食べたことがありません。
私自身かなり色んな名物を食べているつもりですが、
まだまだ、仕業が足りないなと思いました。
「参りました。｣って感じでした。


津田孫兵衛商店の鯛の笹漬け　小浜に行かれた際には是非とも買い求めて下さい。
絶品です。