森 繁和氏の講演

皆さん 森 繁和さんて知ってますか?
野球が好きな方はご存知だと思いますが、
中日ドラゴンズで落合監督のもとで8年間ピッチングコーチを努めた方です。
昨日は、夕方5時から名古屋にて森さんの講演会に参加してきました。


演題は、落合前監督の懐刀 森 繁和氏に学ぶ
    常勝軍団の作り方  でした。
森氏がコーチを務めた8シーズンの間、
中日ドラゴンズは、4回のリーグ優勝、1回の日本一という輝かしい実績を残しています。
その森さんがユニホームを脱いでから、
昨年『参謀 落合博満は何が違うのか』『勝ち続ける力』
というタイトルの本を立て続けに出版しました。
その本がかなり評判となり、
会社経営にも結びつくところがあるということで、
名古屋にある経営コンサルタントが呼んだというわけです。


深く記憶に残っている言葉を紹介すると
コーチに大切なのは、
選手が自分で考えられるようにじっと「見守る力」である
その方針を貫いた結果が、中日を見事な成果を残すチームへと飛躍させたということです。
まず、目標を持たせる⇒必ず行動をする⇒成果が出なければ持続しない
⇒そのためには達成可能な目標を与え達成させる⇒成果を出させ達成感を味わせる


こんな感じで、特に若手の育て方や強い組織の作り方について、
中日時代のエピソードも交えて話してくれました。
森氏は34年間、野球のユニホームを着ていたそうですが、
その野球人生で培ったマネジメント論とコーチング論を聞かせて頂きました。
目標に向かって全員が一つになる組織、
結果を残す強い組織、しぶとい組織の作り方について
質問がいっぱい出ていました。
この手の講演会でこれだけ質問が出た会は記憶にありません。
それだけ名古屋にはドラゴンズファンが多いんだと改めて思い知らされました。


私は、野球中継を欠かさず見るような野球ファンでも、
熱狂的なドラゴンズファンでもありませんが、
野球の選手の起用の仕方、
ピッチャーの起用の仕方は、
緻密に計算されていることを初めて知りました。
その時の選手の体調、精神状態(モチベーション)、対戦相手等を考慮して、
計算された確率論で選手を決定していることを知りました。
大変奥が深い話でしたよ。


つぎに読む本は森氏の本にしました。

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ショールーム Rakurashie