JＡ三井リースという会社

皆さんＪＡ三井リースという社名を聞いたことありますか？
私は、初めて聞く名前だったのですが、
ある人の紹介で今日そこの名古屋支店長という方とお会いしました。

　 この会社は、社名のごとくＪＡ系のリース会社と
三井系のリース会社が合併して出来た会社だそうです。
旧農協の関連会社との三井物産という商社の関連会社の合併って
どうしても結び付かないですよね。
顧客ターゲットも企業文化も全く違うように感じますから、
合併の際には、中にいる社員さんも　
何が起こったんだろう的な衝撃があったんではないのでしょうか？


まずは、そのあたりの疑問を支店長にぶつけてみましたら、
「商圏、ターゲット等が被ることがないので…」という答えでした。
つまり、１＋１が２以上になるということなんでしょう。
銀行の合併などをみていても、
合併後に必ずやっているのは、支店網の統廃合ですよね。
通常、１＋１は２では無く１．５とか１．６なんです。
合併に至った経緯までは聞きませんでしたが、
「確かに！｣と一言で納得してしまいました。


頂いたパンフレットには、
「あたらしいことへのパートナー」　とキャッチコピーが唱ってありました。
ＪＡ三井リースは、「ＪＡ系統系リース会社」の強みである
国内トップクラスの金融・物流ネットワークを活かした
高次のソリューションサービスを展開するという特性と、
「三井系・商社系リース会社」の強みである
商品・業界に対する専門性を活かした
高付加価値サービスを展開するという特性を併せ持つ、
個性豊かなリース会社です。　　と書いてありました。


大変難解な文章なので、
具体的にどうなのかは解りませんが、
ニアンス的には解るような気がします。
この会社が目指しているのは、
一般に言うリース、レンタルだけにとどまらず、
不動産リース、各種ファイナンス、農業生産者向けサービス、
金融商品、コンサルティング等までもやる複合型ファイナンス企業だそうです。


まだ、初めて話をしただけなので、
使い勝手は分かりませんが、
これからの先が見えない時代では、
こういう今までの常識では考えられない
異質の会社の合併というのも面白いかもしれないですね。
これからの私達の期待に応えてくれるような予感がしました。