メモリアルタイル



以前にも紹介しました各務原大橋です。
各務原市の蘇原から川島を結び、
愛知県江南市に抜ける各務原市の中心を縦断する道路に架かる木曽川の橋。
それが各務原大橋なんですが、
この橋の建設に際してある募集が各務原市の広報誌に載りました。
それは、この橋の歩道に自分の名前入りのタイルを貼りませんか?
というものでした。


よくお寺や神社などの建て替えの際に寄進すると、
瓦に名前を書いてくれるというものと同じです。
各務原市もなかなか粋なことをするなーと思っていましたが、
私の家内が家族全員の名前で申し込んでくれたそうです。
確か、一人3000円か4000円だったと記憶しています。


開通式があって早4ヶ月が経過しましたが、
なかなかその確認にいけませんでした。
橋は数回渡っていますが、
すべて自動車ですし、
堤防道路に至っては数限り無く通っていますが、
車を止めて橋を歩いたことはありません。


ある方が「阿部さんの名前が書いたタイルがありましたよ。」
言って頂けたので、いつかは見たいと思っていました。
それを28日の日曜日にやっと叶えることが出来たのです。


橋のたもとの公園に駐車して、
とにかく歩いてみようとなりました。
各務原大橋は全長600mですので、
川島側にネームが入ったタイルが貼ってあれば、
最大で往復1.2km歩かなければなりません。
日曜日は暑かったですが、
心地よい風もあり絶好の散歩日和でした。


ところが、歩道を歩き初めてすぐにネーム入りタイルを見つけてしまったんです。
それも10m歩くか歩かないうちにです。
どうも各務原市側からあいうえお順で貼られてあるようでした。
確かにこの企画に協賛した市民は、
必ず歩道を歩いて自分のタイルを探すだろうと思います。
ランダムに貼られていては見つけることが出来ない人もいるかもしれないという配慮から、
あいうえお順にされたんだろうと思いますが、
あまりにもあっけなく見つけてしまいました。




自分の気持ち的には1.2km散歩するつもりでしたが、
片道10mで記念撮影をして引き返してしまいました。
情けない
しかし、この『メモリアルタイル』
各務原市の粋な計らいだと思いませんか?

ショールームで私たちとお話しませんか?

ショールーム Rakurashie