2年目の固定価格買い取り制度




昨日は、日経エコロジーが主催する太陽光のセミナーに参加してきました。
場所は、東京の神田駅前にあるカンファレンスホールで、
時間は、9時30分から17時30分とかなりハードな時間割でした。


最近私のブログは、太陽光ネタが多いなーと思ってみえるかたも多いと思いますが、
それだけ、今エネルギー関連の法律が日々変わっているのです。
うかうかしていると取り残されてしまう恐れされあります。
その筆頭が再生可能エネルギーの買取制度なんです。
昨年7月に固定価格買取制度がスタートして、
わずか7ヶ月で買取価格が変更になりました。
太陽光発電設備を設置する方(個人)に出ていた施設助成金は、
来年3月で打ち切られます。
当然、4月1日からの買取価格は、今年より引き下げられるでしょう。


思い出して下さい。
過去通信手段は電話のみで、
日本電信電話公社(現NTT)が独占していました。
その後携帯電話が普及するにしたがって、
規制緩和が徐々に行われ、
新規参入して来る携帯会社がタケノコのように登場しました。
その時と同じ若しくはそれ以上のことが、
エネルギー(電気)で起きようとしているのです。


今年6月の国会で衆参ねじれ現象のために廃案にこそなりましたが、
経済産業省は発送電分離のための法案を提出していました。
発電会社と送電を管理する会社が別々になれば、
新規に参入する発電会社(電力会社)は大変やりやすくなります。
近い将来必ずその日が来ます。
それがしいては安倍首相の3本目の矢になると思っています。


特に太陽光発電に的を絞ったセミナーでしたが、
固定価格買取制度が終わった後の10年後、20年後にどうなるのか?
消費税増税後の買い取り価格は?
と言った単純な疑問なども聞くことができました。


色んな分野(経産省、メガソーラー会社、銀行、リース会社)の方々が、
今現場で起こっていること などについて話をしてくれました。
他では聞くことが出来ない貴重な話が聞けたと思っています。
朝5時起きで駆け付けましたが、
それだけの甲斐はあったと思います。

ショールームで私たちとお話しませんか?

ショールーム Rakurashie