思考停止ワード

今日は、当社のチラシ等のデザインをしてくれている
Yさんにいただいた本を読んでいました。
「思考停止ワード44」という題名の本ですが、
博報堂ブランドデザインの代表の宮澤正憲さんらが著者でした。


副題として、「日々何気なく使っているそのビジネスワードが、
仕事の活力や発展性を奪いとる可能性がある!」
日々業務で使うビジネスワード。
しかしある言葉を使ってしまったため、
ビジネスの可能性を狭めてしまうこともある。
それが「思考停止ワード」だ。    前書きから抜粋


この本の中で思考停止ワードとして上げられていたのは、
私たちがごくごく普通に使用してしている単語ばかりでした。
例えば、顧客第一、空気を読め、時間がない、常識、
ターゲット、ニーズ、つかえない等々。


例えば、「ターゲット」ですが、
顧客のことを指して我々も使っているマーケティング用語です。
この言葉は、実は戦争や軍事に由来すると言っています。
顧客(お客さん)の立場で考えれば、
自分のことをターゲット(=標的)と呼び、
商品を買わせようと「攻撃」してくる企業に
果たして好感を持つことができるだろうか?
という具合です。


確かにあまり深く考えもしないで、
何となくマーケティング用語だからとつい使っていましたが、
その「なにも考えなくて」ということが思考停止だと言うわけです。
どの言葉もなるほど、なるほどとうなずきながら読み進めましたが、
普段何気なく使っている言葉を、
今一度しっかり意味を考えて使って行かねばならないと思いました。

ショールームで私たちとお話しませんか?

ショールーム Rakurashie