久々の意見交換

今日は、特に公共工事に携わっている業者の方々との意見交換会がありました。
ずーと以前は、絶えずこのような会合をやっていましたが、
ここ十数年途絶えていました。
途絶えていたのはこれと言った理由があった訳ではありませんが、
ただ単にそういう必要性が無かっただけだと思います。


この意見交換会に至った原因は、
ズバリ「アベノミクス」が大きいと思います。
今、世の中は国の財政出動によって
公共工事が例年より多く発注されています。
また、この４月１日から消費税が増税されるということから、
駆け込み需要が発生しています。（これは例年の２０％贈ぐらいあると思います。）
東日本大震災の復興需要もあります。


もう一つ肝心なことを忘れていました。
円高是正です。
これらの原因で建設関連の資材は高騰し、
建築資材、土木建材すべてが値上げラッシュです。
また、慢性的な職人不足にも陥っています。
例えば交通誘導員は１年前に比べて３割ほど値上がりしていますし、
探してもいません。
造作大工も手配するのに本当に苦慮しているようです。


今、建設関連の業者さんは、
忙しいけど利益がない（儲からない）という状況になっています。
この状況を何とか打開するために、
公共工事であったなら要望事項をまとめて陳情しようという話になります。
民間工事だったら職人を融通しあったりして、
相互扶助の精神でこの難局を乗り切って行こうという話になります。


そんな意見交換会（話し合い）があったというわけです。
久しぶりに顔を合わせた方もみえたので、
大変有意義な時間を過ごす事ができました。
また時間を見つけてこのような会を開催することを申し合わせお開きとなりました。