大雪の影響

今日の経済新聞に　『大雪、個人消費を直撃』
という記事が出ていました。
記事によれば、２月に関東甲信を２度にわたって襲った記録的な大雪で、
先月の個人消費が鈍化したというものでした。
　　
今年は、消費税増税が予定されているので、
各小売り業界は２月を　書き入れ時　と位置づけていたようだが、
そのあてが外ったというわけです。
自動車販売は１月に比べて１０ポイント以上縮小したらしいし、
レジャー施設等は雪のために閉園した影響をモロに受けたようです。
航空会社も例外ではなく、
日本航空は国内、国際線あわせて１０００便が欠航し、
ＡＮＡは８５０便が欠航したそうです。


雪に比較的慣らされているこの地区にいる私たちには、
ちょっとピンとこない記事でしたが、
それだけ東京を中心とした関東圏は、
大雪に対して免疫力がないところだと感じました。


そういえば、先週の予算会議でのことを思い出しました。
岡君が施工管理を担当する現場の工期が危ない（納期に間に合わない）との報告を受けました。
どういうことか訪ねると、
埼玉県にシステムキッチン等の主力工場があるリクシルが、
納品が大幅に遅延するという連絡が入っているとのこと。
なんでも、大雪によって工場が被災したらしいのです。
　　
ユーザー（お客様）にご迷惑が掛かるので、
出来ればメーカーを変更して欲しい　とまで言ってきているそうです。
それを受け、ＴＯＴＯに予定以上にお客さんが流れて行ったため、
ＴＯＴＯも納品日が確定出来ないという状況になっているそうです。


当社を含めて各住宅メーカーや工務店の住宅完成のピークは、
おのずとしれた３月になります。
４月にお子さんの入園、入学を控えた月となりますので、
待った無しなんです。
ここに来てたいへん頭が痛い状況になっていますが、
最善の努力を尽くすようにお願いしました。


こんなことになっているということを始めて知ったのですが、
改めて自然の猛威には人間は無力だと感じました。