南沙諸島の埋め立て問題

昨日に続いてタイトルの件について書きたいと思います。
今日の日経の夕刊では正にそのことに触れていました。
そしてその背景にあるのは、
中国の新シルクロード構想とも関連があると
書かれた文章があったので紹介します。


南シナ海の岩礁の埋め立て問題は、
中国が進める世界戦略である
新シルクロード(一帯一路)構想 とも関係がある。
同構想では、
陸路と海路で中国と欧州、アフリカまでつなぎ、
中国の影響が及ぶ新経済圏の形成を狙う。
中国は40億人超の人口をカバーする経済圏になるとする。


海路の方は、中国の習近平国家主席が2013年にインドネシアで提起した
「21世紀海上シルクロード」だ。
中国沿岸から南シナ海を経て東南アジアに達し、
さらにインド洋から中東、アフリカに至る。


南シナ海は中国にとって重要な航路であり、
海底資源も豊富だ。
中国は、米国も見据えた軍事、経済両面も考え、
強引な拠点確保に動いたとみられる。


新シルクロード構想を後押しするのが、
中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)である。
南シナ海で中国で対峙する
フィリピン、ベトナムといった東南アジア諸国だが、
インフラ整備資金の確保も重要なため、
AIIBの創設メンバーに手を挙げている。


この記事は本当に日経のものなんですよ。
中国は、新経済圏の形成を狙っているだけではなく、
ポストアメリカすなわち世界の覇権を取るために、
着々と構想を推し進めているんです。


現在の日本人は今の平和を守るためだけに、
安保法案反対(マスコミも同様)と言っていますが、
こんなことで、
目標を持って世界の覇権を取りに行っている国に対抗できると思っていますか?

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ショールーム Rakurashie